ひねもすネイチャー絵日記

道東などの身の回りの自然と付き合っていく漫画ブログです
とりあえず、あちらこちらで書き散らした漫画を随時掲載。

それはもう

2019-09-28 | 植物
北の大地には、白いカサのような花(というか花の集まり)をつける大型のセリ科植物が、たくさん生えている。
ああいう大型の植物は、植物標本作ろうと採取して帰っても非常に乾燥しづらいので、はっきりいって、なるべくやりたくない。
やりたくないけど、やらねばならん。

ということで、今年、大型セリ科何種類か標本を作ったのだど、その際、衝撃的なことが。


うちでは、乾きにくい標本を作るとき、標本専用の乾燥機などないので、2畳ぐらいの脱衣場に除湿乾燥機をぶっこみ、薄い板やダンボールにはさんだ標本を脱衣場の上にある物干し竿の上に置き、ドアを閉めて、簡易乾燥室にしている。
ついでに洗濯物も干しておくとすぐに乾くので、一石二鳥。

で、今年は大型のセリ科植物であるオオハナウドを標本にして、いつものように乾燥室に入れた

翌日、脱衣所を覗いたら、なにやらうごめくものが脱衣所中あちこちに。

なんだこりゃ!?
と思ってよく見ると、オオハナウドの標本から這い出した、大量の芋虫君たちだった。



当然、標本の下に干しといた洗濯物もたいへんなことに。

その後、何日にもわたって、脱衣所にある洗濯機から芋虫君たちが這い出てきたりと、悪夢のような現実に直面することに。


芋虫、野外にいるならべつにどーでもいー存在であるが、室内で大量発生してくれると、それはもう・・・・な状態でしたとさ。

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