昨日のJDリーグ、教え子達から続々とラインが届きます。
豊田自動織機の江渡ちゃん、今季６勝目。
うんうん、見てたよ。
トヨタレッドテリアーズの鎌田主将、安定の勝利。
うんうん、見てたよ。
日立サンディーバの高瀬と女鹿田、勝ちました~。
うんうん、見てましたよ。
そして戸田メディックス。
ここには一番多く教え子達が在籍しているので、ついつい試合観戦時間も長くなります。
（ってか、同時に試合開始されると、もう大変なんですから）
今年の春に我が家にやって来た増田投手。
まだ１勝も出来ず、チームの中でも信頼を得る事が出来ません。
それだけでも辛いのに、身内からも早く帰っておいでのラインが連日届きます。
そんな増田投手を見かねて、我が家に連れて来た深沢捕手。
過去に別なチームに在籍していた時、同じ様に我が家に連れて来られました。
その経験から、ここへ連れてくれば何とかなると思っているのでしょう（笑）
ウイニングショットが無かった増田投手。
他にもボールが散ってしまう増田投手でしたが、彼女の投球を間近で見せて貰って良いところと課題を見つけます。
そして今までやった事の無いようなトレーニングメニューを２つ伝えます。
きっと藁にもすがる思いで連れて来られた増田投手、翌日から合宿所でこのトレーニングを続けてくれました。
その間、そのトレーニングを見た首脳陣からは、あんなトレーニングに意味は無い、実戦では役に立たないと言われていたそうですが。
増田は黙々と続けたんだそうです。
そして完成した増田のウイニングショットはスポットショットと呼ばれる秘密兵器。
その特性はここで詳しく書くことが出来ませんが、相手バッターが増田の凄さを理解しない内に打ち取ります。
その秘密兵器を携えて、増田が初勝利に続いて２勝目をあげたのはJDリーグファンならご存知かと思いますが。
果たして昨日の試合での増田は、日本ソフトボール界のレジェンド、ビックカメラの上野と投げ合います。
圧倒的な威圧感を誇るビックカメラ及び日本のエース上野投手。
食らいつく戸田メディックス打線を緩急自在で打ち取って行きます。
真っ向勝負の増田投手。（受けるのは深沢）
今や日本で最も強力な打線を誇るビックカメラを寄せ付けません。
レジェンド上野と真っ向勝負です。
もうね。
増田が１球投げる度に涙が出ましたよ。
そして深沢も増田のスポットショットを活かすリードをしてくれるんですわ。
結果は増田が登板する前にアリッサとグエンのバッテリーが取られた３点が響き。
ビックカメラに逃げ切られてしまいましたが。
ビックカメラの上野相手に堂々としたピッチングを見せた増田。
これでビックを抑え込んだのは今季２回目。
そろそろビック打線が増田に苦手意識を持ち始める頃かしら？
試合の結果は残念でしたが、明日に繋がる素晴らしい投球でしたね。
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okamotokun
