酒呑みの正しい生活

放射線治療開始

さあ、いよいよ放射線治療が始まりました。


この日から土日祭日を除いて、毎日通う事になります。

放射線治療、聞いた事はあっても実際にやった人とか、その実態を見た事は少ないと思うので、これの詳細もポツポツと書いてみますね。

まず放射線治療室。
この大学病院では地下3階にあります。
きっと万が一にも放射線が漏れないように、病院の最深部に設置されているんでしょうね。


そして治療室にはものすごく頑丈な鉄の扉?

鉄かしら?
違う金属なのかな?
ともかく、他の病室とは趣が違いますね。

更には実際に機器が設置されている部屋には別な扉が。


その扉を開けると、中は何度も折れ曲がった廊下が続きます。

なんかピラミッドの奥に入って行くような気分よ。
通い慣れた病院なのに、なんだかドキドキしますね。


そこの一番奥に鎮座しているのが、こんな装置です。

堅い手術台の上に上半身裸で寝ると、先日取った自分の型を頭と背中に枕代わりに当てられ、一切身動きできない状態に。
ベッドが動いて治療装置の中に入って行くと、いろんな所からレーザー光線を当てられて、それに合わせて身体中に線を書かれます。

なんか自分がプラモデルになった気分?
写真で見ると装置の上にある円筒形の物が放射線の照射装置。
そして左側にあるホワイトボードみたいな奴は簡易CT装置です。

男性の技師たちが10分ほど線を書いたり、僕の身体を微妙にずらしながら位置を修正して。
いよいよ照射開始。

装置が勝手に動いて、4方向から照射を行います。
とは言っても、いつ照射されているのか本人は全く判りません。
わずか10分もしないで照射終了。

僕が照射される箇所は左の首元なので、目の前に来る装置の圧迫感が凄い。
この圧迫感だけは物凄く嫌だったけど、それ以外は何てことはありませんでした。

さあ、ここから数々の制約が出ます。
禁酒に続いて、大きな声を出せない、辛いものは駄目、熱いものも駄目、そして驚いた事に・・・
治療箇所付近の左肩に荷物を掛けても駄目なんですと。

って、お酒を飲めないのも辛いけど、左肩に荷物は駄目って地味に辛い。
何しろ野球を始めたその日から、効き肩に荷物を掛けるなと言われて来たので、右肩に荷物を掛けた事なんて人生で5回くらいしか無いよ。
実際に右肩でカバンを持ってみると物凄い違和感。
この先、これを守れるのかとても心配です。

そして初回の治療費ですが・・・
保険適用でも2万円超えでした。
これが30回近く続くんだから、そりゃあ治療費は掛かるよねぇ。
高額医療費補助を申請はしてありますが、それでも大変な額だと思う。

何もかも初めての体験の放射線治療。
さて、自分の身体がどのように変わって行くのか、続きをご覧下さい。


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