今日は週末、そして多くの方が明日から3連休。
という事で、今日は飲むぞ~って方も多いのでは?
(自分は毎日夕方になると叫んでいますが・・・)
そんな方の為に今日はお酒の豆知識。
是非とも飲んだ席で話してみて下さい。
皆さんはウィスキーのスペルに2種類あるってご存知でした?
Whisky と
Whiskey ですね。
サントリーやニッカなどはラベルに上述のWhiskyと表記されています。
ですが、自分が大好きな下品なお酒(個人の感想です、特に他意はございません)バーボンなどはWhiskeyと表記されます。
これは決してお酒が上品か下品か(失礼すぎる)で分けられているのでは無く。
実はスコットランドとアイルランドのスペルの違いによるものなのです。
(どや? これだけでも聞く気になるでしょ?)
ウイスキーの王道と言えばスコッチ。
(ほんのスコッチ)
これはスコットランドで生まれた蒸留酒。
対するアイルランドではアイリッシュウイスキーと呼ばれる蒸留酒が生成されておりました。
そのアイルランドの酒造家達がアメリカに多く渡ってお酒を作ったので、アメリカのウイスキーはWhiskeyと表記されているんですね。
つまりアメリカのウイスキーはアイリッシュウイスキーの流れを組んでいるのです。
バランタインや
ジョニーウォーカーなど
有名なスコッチはWhiskyと表記されています。
対するバーボンは
表記がWhiskeyなんですね。
じゃあ日本のウイスキーは?
と言うと・・・
オールドにしろ
響きにしろ
スペルがWhiskyです。
これは日本の酒造メーカーがスコッチウイスキーの醸造を真似ているからですね。
では、なんでウイスキーの度数って中途半端な数字かご存知ですか?
43度とか、なんか割り切れない数字が多いですよね。
でもアメリカのウイスキーは50度とか45度とか、比較的分かり易い数字が並びます。
これはお酒に混ざっているアルコールの換算方法がイギリスとアメリカで異なるからなんです。
ビールのアルコール度数は◯◯度とは表記されず◯◯%で書かれていますが、これは度数と同じ意味で内容物にどれだけのアルコールが含まれているかを表したものです。
なので度数やパーセントが多いほどアルコールが多いお酒と言う事になります。
このアルコール度数をイギリスやアメリカではプルーフという単位で現すのですが。
厄介な事にイギリスとアメリカでは計算式が若干違います。
例えばアルコール度数が50%のお酒を作ったとしましょう。
アルコールとお水が1対1ですね。
アメリカプルーフは単純に50%に2を掛けた数字100プルーフとなります。
ですがイギリスプルーフは50%に1.75を掛けた数字87.5プルーフとなります。
なのでアルコール度数43度というのはイギリスから来たウイスキーの表記なんですね。
現地では75プルーフを度数に換算すると42.857となるので43度表記なんでしょう。
因みにウイスキーと呼べる最低のアルコール度数は37度以上という規則があります。
つまりアルコールが37%以上入っていないとウイスキーとは呼べません。
是非、お酒を飲みながら話してみてね。
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