バスを待つこと約20分。
その間にもバス停を1分に1台はバスが通過して行きます。
ほんと、東京の電車と同じ感覚よ。
ようやく待っていたバスが来ました。
二人は再びバスの中へ。
と言っても、来た道を引き返してるだけなんだけど。
バスの中で大きな声で電話しているおばさん。
通話が終わっても、またすぐに次の通話を始めます。
迷惑なおばはんやなぁと顔をしかめていると、ジムさんから思いがけないひと言が。
世界の公共交通機関で、電話を禁止しているのは日本だけよ。
へ~・・・・
え~っ!?
バスがひた走ること約30分。
自分たちが宿泊していたホテルの前を通り過ぎて、ようやく目的の台北101の前に到着。
これですよ、台湾紹介で事ある毎に登場する奴。
まるで園芸用のプランターを重ねたような高層ビル。
確かクリスマスにはイルミネーションが点火され、新年にはプランターの角から花火が打ち上がったような。
近くに見えるけど、歩くと意外と遠い。
まさかジムさん、またバスを間違えたのでは?
真相は闇の中でございます。
側まで来ると、その高さに圧倒されます。
東京タワーもスカイツリーも、ランドマークタワーも下から見上げるのが好き。
(実は高所恐怖症)
早速中に入ってみます。
意外にも空いているタワーの入口。
ひょっとして、今日は空いているのかしらん?
って、中に入った瞬間、それは甘い妄想だった事を思い知らされます。
中に入ると、地下1階はお土産売り場。
名所にお土産売り場って、世界共通よねぇ。
けれど101ではちょっと違うものが存在します。
それは巨大なフードコート。
広~い敷地いっぱいに広がるフードコート。
お土産屋の一角を除いて、ほぼ全てがフードコートとなっています。
360度どこを見てもお店だらけ。
お店がありすぎて、逆に空いているように見えますね。
モスもありました。
日本で有名なラーメン屋さんもありますよ。
もうね、これだけお店があると、逆に選ぶのが大変。
しかも看板は読めるようで読めないし。
読めても味の想像が出来ないし。
壁一面にあるお店の紹介。
でも、まだこれは一部。
ジムさん曰く、台湾っぽい料理のお店。
餃子かぁ・・・
餃子って台湾っぽいの?
悩んで悩んで広いフードコートを3周もしてしまいました。
どうしよう、まだ決まらない・・・
そうこうしている内に、先に食べ出すジムさん。
さっきの餃子のお店らしいけど、食べてるのは餃子じゃ無いね。
結局、自分が選んだのはカレーとナン。
ジムさん、これを見て爆笑。
台湾に来てカレー?
これが食べて見たら、見た目と全然違ってスパイスを感じないよ。
台湾のジャワカレーだろうか?
そして食後のデザートをジムさんがご馳走してくれました。
かすかに甘いシロップにお豆と豆腐みたいな奴が入っています。
日本のデザートとは全然違う感覚なのね。
こうして行きのバスに迷い、予定に無かった乾物市場を彷徨い、長い時間を掛けて到着したものの。
フードコートで散々無駄な時間を過ごしたお陰で、飛行機の時間が迫って来ていて101に登る時間が無くなったのでした。
台北101、フードコートが広いと言う思い出を胸に、とうとう日本への帰路に着きます。
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