今日はしじみの味噌汁をご紹介。
しじみの味噌汁なんて、誰もが食べた事はあると思うのですが。
少ないしじみで最大限の旨味を引き出します。
意外と知られていないのが、貝類の生命力の強さ。
貝って、そう簡単には死なないんです。
まず、買って来たしじみを2日間ほど水から上げて乾かしておきました。
こうする事で、貝類はしっかりと貝を閉じて、旨味成分が強くなって行きますよ。
ここで水に戻してやるのですが。
砂抜き同様に、薄~い塩水に浸けてやります。
塩分濃度は海水の10分の1程度?
だいたい0.3%くらい。
この時に水だと、しじみの旨味成分が流れ出てしまいます。
薄い塩水は、日頃汽水地域で生息しているしじみが安心して呼吸するんですね。
呼吸が多ければ多いほど、しじみの中にある汚れが早く表に出てきます。
写真は4回目の水交換のあと。
水に浸けて5分もすると、汚れがどんどん水の中に出てきますね。
恐るべし貝類の水処理能力。
余談ですが、牡蠣なんて1日に300リットルの入出水を繰り返します。
水が濁らなくなりました。
もう汚れは無くなったみたいです。
旨味も相当強くなりましたよ。(きっと)
火にかけると、白濁色の出汁が引けました。
身が小振りなので、出汁としてはこれが精一杯?
それでもしじみの良い香りがします。
いただきます。
みなさん、朝はきちんと朝ご飯食べてますか?
お味噌汁で身体が温まったところで。
行ってらっしゃ~い。
さあ、今日も頑張りましょう。
最新の画像もっと見る
最近の「料理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事