海の向こうでは大谷翔平選手が天使から狸に変わる事で、1014億円もの移籍金が動くらしい。
贅沢は言いません。
1000億円いらないから、14億円という半端を引き取らせて貰えないだろうか?
いや、なんなら1014億円から億円を引いた金額でも、貰えば尻尾を振って喜ぶと思う。
1014億円 - 億円 = 1014円。
嘘だと思うなら、試しに渡してみて欲しい。
さて、最近ハマっているTBS系で日曜の夜に放送されている「下剋上球児」。
甲子園を目指す高校生の野球部の物語という事で、多くの野球経験者が見ているのではないでしょうか。
鈴木亮平演じる南雲監督を中心にドラマは展開して行きます。
この甲子園を目指す野球ドラマは多くが制作されていて、過去にもルーキーズなんて大ヒットドラマも放送されていました。
ただ残念な事と言えば、仕方が無いんだろうけど野球部の生徒を演じる役者さん達に野球経験が無い事が多いのよね。
ドラマだし、配役重視で実際の野球部員でドラマを作る事は出来ないのはよく解る。
(実際にそんな事をしたら、野球部員は台詞を覚えられるのか?)
けれども、この下剋上球児。
実際の野球経験者(特に楡くん役の生田くんは、青森山田高校からの甲子園経験者)を採用して撮影したと言うので、それは見ている方も期待しますよね。
ドラマはドラマのストーリーが面白ければ良い訳で、実際に野球を経験していた役者かどうかなんて事は関係ないんだけれど。
野球経験者が見ていると、どうしても現実に引き戻されてしまうシーンが多々出て来ます。
特に久我原役の橘くん。
そのだらしない長髪を何とかしてくれないかなぁ。
君が登場するだけで、いったん入り込んだドラマから現実に押し戻されるわぁ。
登場人物が長髪で無くてはいけない理由ってあるの?
因みに高野連は、選手が眉毛を整える事すら禁止なのよ。
そんな訳で、野球経験者と全くのど素人が入り混じって構成されている下剋上球児。
昨日の放送では、予選のクライマックスとも呼べる展開がありました。
それは主人公達が所属する越山高校が三重県大会準決勝の最終回に、ライバルの星葉高校から1点差をひっくり返して逆転サヨナラをするシーン。
ここだけは、どうしても納得が行かないっ!
いったい何が行われたかと言うと、最終回二死一塁二塁から代打の犬塚くんが右中間を割るシーン。
二塁走者は当然生還、そして一塁走者も長駆本塁を狙います。
もちろん星葉高校は全力でバックホーム。
外野手からボールを受けた内野手がカットして、ホームへボールを送球します。
問題はここ。
なんでこんなところでど素人を使った?
ドラマのストーリー展開には全く関係も無く、セリフすら無いライバル校の野手達よ。
けれども、このプレーはドラマを盛り上げる最高の場面。
経験者を使うならここだろっ!
なんだあのヘナチョコなカットプレーは。
この場面であれを見せるか?
せめて中学くらいまででも良いから、内野経験のある奴を使えよ。
しかも捕ってから投げるまでの時間の遅さ。
実際の野球経験者、それも内野手がどれだけこの練習をしているのか知らんのか。
一瞬の判断で外野手からホームへの直線上に入り、外野手の肩を考慮して位置取りし、捕ってから投げるまでの時間が0.5秒もかかれば遅いと言われる。
しかも投げるボールは全力投球でストライクが要求されるこのプレー。
実際の野手なら何千何万回とやらされて、完璧に身体に染み付いているプレーでもあり。
この回の放送で最も大切な場面。
そこでこのプレーは無いだろ。
次回、三重大会決勝戦に期待するけど。
経験者が見ている事も忘れないでね。
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