千ベロとサプライズ（中編）

先日の続きです。


JDリーグのソフトボール選手が如何に格好良いか熱く語る二人。

何しろ飲み始めから４時間、語っても語っても語り尽くせません。
プレーだけでは無く、一挙手一投足に至る指の先まで格好良いそうです。

特にミユキンはトヨタレッドテリアーズ、鎌田優希の大ファン。
彼女のプレーを観るためなら、日本のどの球場へも足を運びます。

そんな宴も闌（たけなわ）の頃。


その時は突然にやって来ました。

え？
息を飲む二人。

先程まであれだけ喋っていた二人が固まります。


そこへ現れたのは、今まで話題に登っていた二人。

そう、トヨタレッドテリアーズの主将鎌田優希と。
戸田メディックス副将の深沢未花。

眼の前の現実を受け入れられないミユキンと◯コン。


え？　え？

な、なんで？
え？

明らかに挙動不審になるミユキン。
椅子の右から左へ移動したかと思うと、今度は左から右へ。


せっかくの憧れの選手が目の前にいるのに、目を合わせられないミユキン。

この日、優希も深沢も自分の家に来る事になっていたのですが、帰ってから食事を作るのが面倒になってきた自分。
それならミユキンも◯コンもソフトボールファンだし、一緒に呼んじゃえというサプライズとなりました。


ミユキンが右往左往している間に、普通にメニューを選ぶ優希（笑）

深沢はメニューを一瞥しただけで、今日のメインはここでは無いと悟った様子。
食べる事に関しては異次元の嗅覚を発揮する深沢。


いつの間にか席を替わっているミユキン。

どれだけ興奮してるんだ（笑）
奇しくも目の前のテーブルには、今まで飲み干してきた大ジョッキが。


そんな事はお構いなしに、とりあえずかんぱ~い。

なぜか深沢と十四松状態のミユキンと◯コン。
優希も深沢も苦笑い。

この後は興奮するミユキンとは別に、冷静さを取り戻した◯コンが日頃は聞けないような事を二人に聞きます。
優希も深沢も、そんな所まで見てくれているんだと感心しながら質問に答えます。


取り敢えず次のお店に移動します。

最後はみんなで記念写真。
もうミユキンと◯コンがキャーキャー騒ぐ女子高生に戻っています（笑）