２月１５日

　２月１５ 日　
　曇り、雨、曇り。午前6時の気温は１４℃であった。今日は年金支給日なのでバス乗り継ぎのバス停近くのＭｉ銀行に立ち寄って孫のＹｏの銀行口座に振込送金を行なった。孫のＹｏはＴｉ大学の大学院を卒業することになっているから、孫Ｙｏの高校入学時から続けてきた孫Ｙｏへの送金は今日で終わりである。

　午前８時前に友人宅につく。午前１０時前にマッサージ師のＯさんが訪ねてきた。Ｏさんが帰っていってから昼食の支度を始めて暫く経過した頃にＴｏ子さんから電話が掛かってきた。電話の内容は東京の練馬区に住んでいる私の兄から電話が掛かってきた、というものであったので、兄に電話したところ、ＴＶが映らなくなった、ということだった。

　しかし、兄は最近、聴覚が駄目になってしまったので、私の話が判らない、ということで、３０分間も話しても埒があかなかったので電話を切った。昼食を済ませてから後片付けをし、早めに帰って兄の家に行くことにした。

　友人宅を出て目黒通り沿いのバス停へと急いで歩いているときに、訪問看護師のＯさんが運転して友人宅に向かって走ってきた自動車とすれ違った。車中のＯさんが車の窓を開けて私に何か問いかけているようだったが、はっきりと判らなかった。

　バスと電車とを乗り継いで兄の家の前まで到達したときに、垣根越しに杖をついてヨタヨタ歩いている兄の姿が見えた。兄の家に入ってＴＶ受像機の置いてある部屋にいったら、ＴＶ受像機の画像が映出されているのを見て、兄からの電話では確かにＴＶが映らなくなってしまった、と聞いたのだったが？？　と愕然とした。

　兄は私への電話の後でＴＶ受像機のリモコンをいじっていたら映像がでるようになったので、私の家に電話してその旨をＴｏ子さんに知らせた、とのことを私に話したのだった。つまり、そうだったのならば早めに友人宅から帰る必要はなかったのだ。

　暫く兄の家にいたが、兄夫婦の夕食作りを頼んでいるらしい女性が兄の家にきたので、私は帰途についた。電車とバスとを乗り継いで家に戻ってきたが、バスの中で団地の顔見知りのＳａ・Ｙａさん、Ｔａ・Ｈｉさんと一緒になった。
　
　老いた兄　ヨタヨタ歩く　姿見て　我が身の未来　悲しく想う 　　徘（徊）人 okinatchi