４月１０日

　　４月１０日
　曇り,晴れ。午前6時の気温は１３℃であった。新聞にアメリカの大統領選挙の候補指名を争っているトランプ氏が、日韓に核武装させるとか、日韓に駐留している米軍を引き上げるなどの主張をしていることに関連して、アメリカの人達の中にもトランプ氏はアメリカで最高司令官に適しないのではあるまいか？　と考える人が増えているとの記事が載っていた。

　午前中のＴＶニュース　ショウ番組では日本における英語教育のことが取り上げられていたが、ジョン万次郎が書いたという英会話の本に書いてあるように、水をウオターではなく、ワーラーと言った方が相手に通じる、などのことが話されていた。

　また、来日したウルガイのムヒカ元大統領のことが取り上げられていたが、ムヒカ氏は江戸時代の日本のことを賞賛していたのを聞いて、私も同感だと思った。日本は日露戦争に勝ったことで、その後オカシクなり軍部の暴走により戦争に敗れてから、米国による日本の骨抜きが行なわれて数十年を経て、今や、現在の日本はムヒカ氏が賞賛したような日本ではなくなっていることを悲しく思った。

　江戸時代が終わった時点から六十数年後の時点に東北地方の某城下町に生まれて現在八十六歳の私は、尋常小学校での六年間の教育においてムヒカ氏が賞賛したような日本の状態を学んでいたときには、住んでいたところが城下町で未だ丁髷の爺さんが歩いていたというような江戸時代の日本の状態に近かったので何の違和感も感じなかったが、敗戦後における米国からの様々な圧力、ゴリオシ、干渉などが行なわれてきた七十年後の現在の日本の有様は私の子供の頃の日本とは全く違ったものになっているのである。

　午前中のＮＨＫのＴＶ政治討論会では、ＴＰＰの国会審議を巡って与党と野党との出席者の間で激しい討論が繰りひろげられていた。

　午後一時から団地のシニア会の輪投げ・囲碁オセロ、などの同好会の集まりにＴｏ子さんと一緒に団地の地下に出掛けた。午後４時頃に家に戻ってきた。

　夜のＴＶ番組で近年における１００の重大ニュースを報じていたのを視聴して、報じられた多くの重大ニュースのことを改めて思い出していた。

　近年の　重大ニュース　 改めて 　　徘（徊）人 okinatchi