12月8日
晴れ 。 午前6時の気温は3 ℃であった。今日はその昔、大東亜戦争が始まった日の12月8日であることに気付いた。あの頃、小学校6年生だった私は、日本がイギリスやアメリカと戦争を始めたことについて、暗い顔をして、この戦争は勝てっこない、と下を向いて小さい声で呟いたのを聞いて、母に,そんなことをいうもんじゃない、と言ったのだった。
母の予想の通りに日本は開戦から4年後に敗戦国になり、それからの10年間ほどは食料難を始め、幾多の困難が国民を苦しめたのだった。
つい、先年までは12月8日には大東亜戦争の開戦の事が報じられていたものだったが、今は12月8日に何も報じられなくなったが、考えてみれば私が少年のころは日清,日露戦争から50年足らずの年月が過ぎていたので、日清日露戦争の話などは話題にも上がっていなかったことを考えると、大東亜戦争の開戦日から70数年も経過している現在に、大東亜戦争の開始日などが話題にならないのは当たり前なのだ、と思った。
今年、3人目の子供の親になった孫のS君が幼稚園に通っていた頃に、S君に大東亜戦争の事を話したときに、S君から、日本がアメリカに勝ったの? と言われて、吃驚したことを思い出した。
今年の世界の情勢を見ると、どうも世の中に不穏な気配を感じることがあるので、早く、この世におさらばした方が良いかも? というような想いが湧いてくる。
午前11時から団地の広場で冬祭りの餅つきが行なわれたのでTo子さんと会場の広場に出掛けていった。いつもの年の冬祭りよりも寂しい感じがした。
<font color=green><b> 大東亜 戦争のこと 思い出し </b></font> 徘(徊)人 okinatchi