6月23日
曇、時々雨。午前5時に起床。朝食時におけるTo子さんの食欲は最低だった。午前前7時に家をでて駅に向かって歩き始めた。駅前の銀行のATMでお金をおろしてから駅で電車に乗りホッと一息ついていたら降りる筈の駅で降り損ねてしまい大慌て状態になった。
午前9時前に友人宅につく。友人から午前中に買い物に出掛けることを告げられたが、午前10時半頃に訪問看護師のOさんが新人の看護師を連れて訪ねてきた。Oさんが帰るときに、私も車椅子に乗った友人を連れて買い物に出掛けた。買い物を終えて友人宅に戻るまでの時間帯には雨に降られなかった。
午後1時近くに昼食を摂り、午後3時すぎに帰途についた。外に出たら小雨が降っていた。家に帰ってTo子さんの状態を調べたところ、用意しておいた昼食にも手をつけていなかったので本当に困惑した。
仕方がないので、色んな食品を並べてTo子さんが気にいったものを食べるように促したところ、栄養剤を含めてかなりのカロリー値に達する食料を食べてくれたのでひとまずホッとした思いに浸った。
食欲の ない病人に 食べさせる 苦労の多さ 身に沁み思う 徘徊人okinatchi
6月22日
曇。午前6時に起床。間もなくTo子さんも起きてきた。約1時間程To子さんと色んな話をして過ごした。午前8時頃に朝食を摂ったが、To子さんの食欲は余りないみたいであったので、弱ったな~、と嘆息した。
今日の午後1時35分頃に介護施設からの迎えが来るという連絡があったので、To 子さんに介護施設に行く用意をさせた。そうしたらTo子さんが、まだ午前9時過ぎだというのに、介護施設に行く、と言い出したので弱ってしまった。
私は横になっていたら眠ってしまった。目覚めたらお昼近くになっていた。To子さんに介護施設からの迎えの自動車が午後1時35分にくるから、と話しかけたところ、そんな話は聞いていない、というので唖然とした。
それから数十分もかけてTo子さんと話しあって、To子さんが介護施設に行く準備を始めたのでホッと一安心した。午後1時半前にTo子さんと一緒に介護施設の自動車が来る場所に行って介護施設からの迎えの自動車にTo子さんが乗って出掛けて行くのを見届けてから家に戻って日記を書き始めた。
午後5時半過ぎに介護施設の自動車に乗ってTo子さんが帰ってきたので、今日の介護施設の様子をTo子さんに尋ねたところ、全く覚えていなかったので認知症の進み具合がはやいな~、と愕然とした。
認知症 進みの速さ 恐るべき 徘徊人okinatchi