緊急入院から5か月が経った令和2年5月2日、晴れて退院となりました。
身体的には、左膝より下の麻痺と排尿障害が残っていますが私の中では、退院したら一番にしたいことがありました。それはコンタクトレンズを作ることです。
病気が発症する前までは2WEEK(2週間使い捨て)タイプの物を使っていましたが、網膜剥離の手術後、視力の変化が起きていて、従来使用していた物では合わなくなっていたのです。
妻の運転する車で一度自宅に戻って荷物を置いたらすぐに近所のかかりつけの眼科へ。眼科は駅前のビルの5階にあって、駐車場から歩いて行かなければなりません。
入院中、リハビリで病院内やちょっと外を歩くことはありましたが、今回からリハビリの先生なしで歩くことになります。しかし、やっと外へ出て来たわけですから好奇心やら何やらでヤル気満々で歩いて行きました。ベッドや車イスと一緒にレンタルしたロフストランドクラッチという腕カバーが付いたタイプの杖を両手に持って、ゆっくり慌てず…しかし確実に一歩一歩。
無事に眼科で受付を済ませて少し待合スペースで待った後、まずは視力検査から。左0.2、右0.9。またしばらく待って診察室で医師の診察。入院したこと、網膜剥離で手術を受けたことを話すと先生はコンタクト装着は少し待つように。との事だった。
やっと「目の見えにくさ」から解放されると期待したのだが、私が退院したら真っ先にしたい事はおあずけとなった。
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