トルコ、そしてギリシャ両国のなんとものんびりなお国柄に舌を巻きながらもようやく入国を済ませて自由の身となると、もうそこは紛れもないギリシャであることに走り出しそうな気分。港の近くにインフォメーションセンターもあったけど、どうせわずかな時間だしと、地図を持たずにぷらぷら歩きを決め込んだ。港に到着寸前しっかりチェックしておいたビーチとなんとなく匂いで向かった?旧市街。いづれにしてもBodrumからのショートトリップじゃ、港に近いコス・タウンでのんびりするのが正解だろうと。
何はともあれ向かったビーチは、わずかな砂浜に面して突き出すようにレストラン&バーとそのテラスにはサンデッキがぎっしり。基本的には泳ぐより肌を焼くことが目的だから、すぐそこに大型のフェリーや軍艦が停泊してようと関係ないのよね、きっと。ショートトリップでやって来る人が多いから店側も慣れたもの。勝手にサンデッキに寝転んでいれば後からお金を取りに来る。料金は店によるみたいだけどね。心なしトルコよりギリシャ側の方が海の色も綺麗に感じたのは気のせいかなぁ?それにビーチの雰囲気もやっぱりオシャレだ。
本当は私もここで今夏最後の日光浴を♪と思っていたけど、昨日今日と思いの外肌が焦げてるのを実感するに至ってやっぱりや~めた。代わりにコス・タウンの散策にLet’s Go!ってことで、島の中心となる旧市街へ。この島は少し南に位置するロードス島に次いでギリシャ南東部のドデカニサ諸島の中では観光客が多いとこらしい。そのせいか、旧市街を歩いていると前々回仕事で出かけたミコノスやサントリーニ島同様オシャレなショップやBARが多い。それともうひとつ、やたらに酒屋が多い。そう、トルコ側からやってくる人がここで自国より安いお酒を買い込んで行くらしい。さすがにイスラムの国だけに?輸入酒にかかる税金は結構高いらしいからね。もちろんトルコでもビールやワインは造られてるけど。実は今朝、私がここへ来ることを知ったホテルのおじちゃんにウイスキーを買って来てほしいと頼まれてね。重たそうだから帰る間際にしよっと(汗)。
それにしても、トルコの中ではとりわけオシャレな街Bodrumから来たにもかかわらず、まだまだ素朴で小さなコス島にヨーロッパならではのハイソな風を感じてしまうのはなぜだろう。でもそんな思いで歩きながらもおかしなもので、今度はトルコの人なつっこさというか、ギリシャよりさらにのんびりしたやわらかい空気の漂うBodrumが恋しく感じられてくる。これこそない物ねだりかな。でも再びエーゲ海を渡りながらトルコの島影が見えてきた時はな~んとなくホッとした、それも事実。
写真上段:コス島の街並
写真下段:コス島でのランチはグリーク・サラダ(私の大好きなフェタチーズ入りサラダ)とギリシャビールのMythos
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