当時絶対なる権力を持つ王が神になるためのセレモニーが行われる場所、と考えられていた場所がここアンコールワット。では、天空の楽園とまで言わしめたその場所へもう一度。
ちなみに今回の旅のお供ははにかんだ笑顔がとっても印象的だったHANTHOUさん。
さあ、朝食にホテルに戻ってひと休みした後再び彼のトゥクトゥクでアンコールワットを目指す。常にガタガタ道ゆえ、写真もブレブレ…
再び西参道正面へ。ここからはまだ美しい全景はおがめず、奥にそびえる塔のうちの2本だけが見える。
参道を進み、西塔門まで来てはじめてその姿を現す。それでも5本ある塔はまだ重なっていて3本だけ。
走り出したくなる思いをこらえて、少しずつ少しづつ中央神殿に近づく。
ようやく西塔門テラスまでたどり着いた。
と、どこからか1匹のさる。人を怖がることもなく悠々とお食事中。キミはもしかして…神様のお使い?
振り返ると参道はたくさんの人。遠くで最近人気の?気球が上がってる。空からの眺めもさぞかし素晴らしいんだろうな…
さて、いよいよ中央神殿へ。
12世紀の建造と考えられているこの神殿。まだ所々に残る朱色が目に鮮やか。
ところかしこに浮かびあがるデバダーたち。
独特の妖気な世界が広がる。
ようやく中央神殿の中でも最も重要な場所、中央塔の下まで出た。
さて、心の準備は?行くしかないでしょうなぁ?
実際は階段を上ると言うよりも這い上がると言った方が正しかった。それにしても…今度はここを降りなきゃいけないなんてぇ。
もちろん、ここから塔そのものに上ることはできない。つまり人間が来れる一番高いところがここ。
でも神様に少しだけ近づけたのかな?
な~んて思ってたら…ふっとデバダーが笑ったような気がした。
さすがにここまで上ると見晴らしがいい。そして同時にここがかつて密林地帯であり、誰も寄せつけなかった?場所であったことを思い出した。
冷や汗をかきながら再び地上へ降りるとだいぶ陽が傾き始めてる。
回廊に差し込む西日がまた幻想的な世界を創ってる。太陽の傾きとともに刻々とその雰囲気を変えることに、ここであらためて気付いた。
聖池のまわりでサンセットを待つ観光客にまとわりつく子供たち。本当にこちらの子はよく働く。
一方で、落ちてたらしい椰子の実にかじりつく兄弟。
あぁ、そろそろ太陽が西の空に沈みそうだ。
過去からいったい幾度太陽が上り、そして沈むのを神々たちは見つめていたのか?こしてもちろんこれからも?
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