奥様は海外添乗員〜メモリアル

サン・セットを眺めに

    

日本はもちろん、どこの国へ行っても日の出、夕暮れの名所ってものがあるけど、それほど人は太陽に魅せられるってことなんだろうか。人工的なものに囲まれる生活をしてると季節を感じさせる花や、太陽のマジックでその姿を刻々と変える空の色を眺めたくなるのかな。特に日本人はその傾向が強いのかなって思ってたけど、どうやらそれは万国共通みたい?ここイビサ島にもいくつかサン・セットの名所があって、夕刻時ともなると島内に滞在する観光客たちが必ず向かう場所があるらしい。そうとなればこちらへ来て1番のお天気に恵まれた今日だもの、私は迷わずそのサン・セットを眺めに出かけた。マヨルカとはまた別の素敵なものに違いない、と。

場所はイビサ・タウンからバスで20分ほど、島の西側に位置するサン・アントニ・デ・ポルトマニ。広い湾内にはたくさんのヨットが停泊する島きってのリゾートらしく、海岸に沿ってたくさんのマンションも建つ。それでも小さな街の中心はわずかな土産物屋が並ぶ程度で、まだまだ素朴なリゾートだ。ただ路地を入るとやっぱりタトゥー・ショップや小さなクラブもあったりして、今はまだひっそりとシーズン到来を待っているよう。近郊にはたくさんの入江もあるようで、そんな場所でひたすらゆっくり滞在しようというリゾート客の足掛かりにもなってる。ただそれとは別に誰しもが足を向けるのが海に突き出す岬の近くにあるカフェ・デル・マル。チルアウト・ミュージックの発祥地的な存在のサンセット・バーだ。

    

夕日を眺めるには最高の場所に建つバーにはテラス席が設けられていて、シーズンともなると世界的に有名なこの場所で1杯やりながら夕日を眺めようという人たちでいっぱいになるとか。並びには別のカフェもあるけどやっぱり名店の強みか、観光客の少ないこのシーズンは他の店に入ろうという人の姿はほとんどない。ちなみに付近は板張りのまるで観客席といったものが存在するので、わざわざ高いビールを頼まなくても同じ夕日は眺められる。ゴツゴツした岩場の海岸もシーズン中は世界中から集まった若者たちで埋め尽くされて野外クラブと化すようだけど、静かなサン・セットを望むならやっぱりこの時季が最高かもよ(笑)。



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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