最近また「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」が
マスコミなどで多く取り上げられてますね。
高齢化が進み、今後の「予防医学」は気になるところです。
平成16年の厚生労働省生活習慣病対策室の調査によれば、
肥満者の割合は10年前に比べて増加しており、
30~60歳男性では30%近くが肥満とされています。
40~60歳女性でも25%近くの方が該当します。
全体の肥満人口は男性約1300万人、女性約1000万人。
日本肥満学会ではBMI(ボディ・マス・インデックス)
=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)が25以上を「肥満」
18.5未満を「低体重」としており、「適正体重」は22としています。
今年の4月からの健診では「腹囲」と「BMI」は必ず測定する方向で、
その値が高い時点で、血糖値やコレステロール値のいかんにかかわらず、
「保健指導」の対象になりそうです。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚