
おはようございます。
おおみや渚せっこついん 院長の小山 渚です。
ここでは実際に来院した患者さんを簡単にご紹介します。
自分の症状と比べてみて、今後来院をお考えの方は
ぜひ参考にしてください。
患者 : 50代 男性
症状 : 鎖骨部の圧痛、運動時痛、関節可動域制限。
負傷の原因: 詳細不明だが飲酒後の強打、転倒による。
傷病名 : 鎖骨骨折
骨がつくまでの日数を示す基準として
グルト(Gulut)の骨癒合日数というものがあります。
おおむね以下のとおりです。
① 指骨 2週間
② 肋骨 3週間
③ 鎖骨 4週間
④ 前腕骨 5週間
⑤ 腓骨 5週間
⑥ 上腕骨 6週間
⑦ 脛骨 7週間
⑧ 下腿両骨 8週間
⑨ 大腿骨 10週間
⑩ 大腿骨頚部 12週間
これはあくまでも骨が硬化するまでの日数であり
固定を少しずつ緩め、本格的なリハビリの開始により
治るまでは最短その2~3倍近くの期間は必要です。
内科的な疾患がない限り、骨がつくまでの期間に
大きく差がでることはありません。
また固定する期間は短すぎては「変形」を起こしやすく
長すぎても「機能障害」を残しやすいため注意が必要です。
小さなけがや痛みでも早めのご来院を!
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚