俺、俳人っつっても許されなかったよ(筆・觜川おん)

「そして愛を誓うて貧乏になろうぜ、ベイビー」

俺達の運命は逐次変わっていく、それらに気が付かないから俺達は貧乏人なのかも知れない。しかしその様な事が何だというのだ。金で買えるものは安っぽいものだと、好きなロック歌手が言ってたぜ、ベイビー。その通りだと思うぜ、ベイビー。更にいえば、金はこの世で最も安っぽいものだと思うんだぜ。ベイビー。

だから人に金を求めないでくれ。愛してるぜ恋してるぜ。俺は。

街に出れば素敵で無敵。それだけの男だぜ、俺は。でも、いいぜ。ベイビー。君は。

 

愛の束をばらまいて

心を売って心を買うのだ。

細君を売り、愛を買うのだ。愛がなければ、愛は売れんのじゃ。細君は買えぬのじゃ、大君は見えぬのじゃ。

 

今、安心してくれ。しかし。

明日札束はすべて捨てるよ。

どんなにおもしろいんじゃろ。くほほ。

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