今日は、朝から猛烈な暑さの中、「インテリアの書」の体験教室。
いつもより早起きをして余裕で向かうはずが、朝から猫さまのご機嫌が悪くバタバタと

その上、初めての教室で、珍しく?緊張し過ぎて、あたふたスタート。。
お話しようと思っていたこともすっかり真っ白にぶっ飛んで、
もう・・冷や汗、油汗だらだらでした

地元タウン誌の ショッパー を見て来て下さった方や、
先日の 横浜での絵手紙教室 にもご参加下さったUさん、
以前絵手紙教室にいらしていたOさん・・・計8名がご参加下さいました~

最初に半紙1/4に、何枚も「楽」や「悲」「笑」「風」という文字を。
楽という漢字を書くのではなく、楽しい♪ってことばにしながら
どんな「楽しい」を書きたいのか、自分の中の自分と会話しながら。
まずは書けたら、それぞれに私なりにアドバイスなぞを。
そして、今日は時間がないので、裏打ちしなくてすむハガキに本番。
皆さまの今日の傑作作品です。

「笑」は、ほんとに微笑んでるみたいでしょ♪ 雅印がほっぺが赤くなってるみたい
「楽」は、何かに興味深々の表情に見えたり
「風」(左)は、唯一男性の方の作品。最筆を風がそよいでいるように・・・で表現。
「風」(右)は、木の陰からふ~っと、優しく吹いてるような風を感じて。

左上の「楽」は、は~い!って手を上げた明るい印象
右上の「楽」は、終筆に動きがあることで生き生きと感じ
左下の「笑」は、やさしく見守っているような
右下の「楽」は、笑い過ぎてちょっと脱力してるような。
ハガキは、100円ショップで買ってきた、竹のランチョンマットにちょっと工作して貼り込み、完成。
雅印は、また私がその場で消しゴムで、ちゃっちゃと彫ったので、たいしたものではござんせんが

今日はほんとにバタバタで、写真を撮ってる余裕がなくて作品全体像のちゃんとした写真がないのが残念。
完成品は、皆さまの記念写真のような感じです。
今日は黒の台紙でしたが、作品によって色を変えたり布にしてみたりと、可能性はまだまだ広がります。
・・・と言っても、たぶん、なかなか書くのも難しいのでして。
どうしても紙面の真ん中に、清く正しく書いてしまうというか。
う~ん。やっぱり古典を学ぶ書の道も果てしない旅だけど、
こんな遊びのように見える作品作りも、学ぶことはたくさんあるのでして。
たとえば、誰かが書いた作品をじーっと眺めながら、どれだけ、ことばが出てくるか、それも感じる練習。
線は確かなものでありながら、造形としてどうはずしていくか、
与えられた空間の中で文字と余白が響き合い、「感じる作品」が書けるように
一緒に勉強していきたいと思っています

8月からの教室は、予定していた第2・4木曜日の10時~12時改め、
第1・3木曜日の午後1時半~3時半に変更になりました。
初回は来週8月1日から。
8月・9月、そして10月・11月・12月で、その後は3ヵ月ごとを1クールとします。
カリキュラムは、木簡、甲骨、造像を中心とした臨書をしながら、
額装、パネル、軸装、照明、のれんなどの作品を、自分で工作して仕上げます。
一見お遊びのようだけど、私としては・・じっくりと書の線を学びつつ
一緒に、表現するということと向き合っていけたらと思っています

どうぞよろしくお願いいたします。
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講師 沙於里のブログはこちら→心の免疫力~書とことばから