こんにちは、九州のサラリーマンです。
少し時間が空いてしまいました。
今回は湯布院旅行の後編です!
お食事特集になります!
湯布院の御三家の一つとしても有名な旅館、玉の湯。
前編でもお伝えしたようにもともと禅寺の保養所であったことから、高級旅館ですが「豪華絢爛!」というよりも落ち着いた余裕を堪能できる宿です。
しかも、現代の風潮としてある「大人の余裕」とは少し異なり、無理にきれいに見せようとはしません。
あくまで自然なのです。自然と言っても、裏ではプロフェッショナルが力をかけて演出している自然。客である私にはわかりませんが、玉の湯の自然感を出すためには相当の労力が必要であるように感じます。
上記の余裕のある自然感は勿論、お食事でも存分に味わうことが出来ました。
食事会場は勿論個室。落ち着いて味わうことが出来ます。
部屋に入ると日田焼と植物を利用した箸置き。流石です。
お品書きも拘りを感じますね。
まず運ばれてきたのは季節の小鉢。前菜の時点で分かる通り、豪華さは感じません。
しかし、実際に食べてみると例えばおからも大豆の香りを存分に感じることが出来るほど、味わい深いのです。
日本料理の理想の姿、というのでしょうか、前菜から体に染み渡る味です。
次は旬の山菜等の盛り合わせ。
日本料理は目に華やかな料理が少ないイメージですが、盛り付け方次第で見た目から楽しめるようになるんですね。流石です。
次はお刺身。
魚には詳しくない私ですが、山の中なのに鮮度の良い魚でびっくりした思い出があります。
お次はすっぽんのお吸い物。
恥ずかしながらすっぽんを食べたのはこの時が初めてだったのですが、やはり珍味と言われるだけあって出汁が凄い!
うま味の暴力でした。お吸い物って侮れないですね。
次が田舎風煮物。
この時、大変申し訳ないのですが、正直家庭料理みたいに感じました。(まあ"田舎風"って最初から書いてあるんですけど)
いくら元が禅寺だからと言ってここまで地味な料理とは…と思ってニンジンを一口。
…この瞬間に僕の世界観が変化しました
ニンジンって個人的にかなり味や香りが頑固な野菜だと思っていて、煮物やカレーに入れても必ず他の味に負けない甘みやニンジンの香りが残るものじゃないですか。
他の食材と「完全に」調和させることは難しいと思っていたのですが…
この煮物は違いました。ニンジンの味と同時に調和した出汁のうま味もやってくるんです!
どういう工夫をしているのでしょうか…
感動のまま、次のアユへ。
日田焼は漫画の集中線みたいに、食材への勢いをもたせてくれますね笑
勿論アユの味は間違いなし。臭みの少ない川魚は山の旅館の目玉食材ですね。
アユははずれが少ない食材だと思っていますが、おいしさのストライクゾーンど真ん中の塩気で提供してくれるのは流石です。
さて、次はいよいよメインディッシュ。この日は豊後牛でした。
ブランド牛がひしめき合っている九州において、豊後牛はどちらかというとマイナーなイメージですが、レベルとしては鹿児島牛や宮崎牛、赤牛にも負けないと思っています。
玉の湯のステーキは香りも良く、食事後半でも全く食欲が失せることなくペロリ。
さて、ここから最後のごはん、デザートと続くのですが…
実は、写真を撮り忘れてしまいました…
申し訳なし。
ちなみに私は酒が飲めないので、ずっと湯布院サイダーを楽しんでいました。
とても美味し。しかし1本500円という超高級サイダーです。
このように食事を楽しんだ私ですが、実はずっと辛いことが…
食事会場が広すぎるんです!!!!
たった一人でこの広さ。
食事を楽しむのと景色を見ること以外にやることが無いのでした…
皆さんは複数人で行って楽しんでくださいね!!!!
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