未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

松山その2

2009-11-15 03:49:18 | 紀行

歩いて歩いて最初の目的地につきました。松山東急インってホテル。 
リーズナブルで松山のど真ん中だし、応対もサービスも雰囲気もよくて良かったです。 
松山きたらオススメ。 
まだ午前中だったので荷物だけ預けて近くの「坂の上の雲ミュージアム」へ。 

  

私は司馬さんの大ファンなんですよ。中でもこの「坂の上の雲」が好きで。 
「竜馬がゆく」もよいですけどな。 

この小説に出てくる3人の主人公がみんなこの街の出身なんです。 
で、どうやら松山が街をあげて観光の目玉にしようとしているようで。 

入り口で秋山好古さんと真之さんのコスプレしたおっさんが温かく出迎えてくださります。 
市役所の職員さんか?(笑) 
まぁ折角松山に来たんだったら一度は足を延ばしてみてもよいのではないかと。

・・・え、感想は特にないのかって? 
まぁそこはそのなんだ。書くほどのものは特にないというか・・・察しろw 


その奥に、旧松山藩の当主、松平定謨が建てた別荘があるというので寄ってみました。 
定謨という人は坂の上の雲にも出てきますよ。 
殿様なのにフランスに留学して陸軍の軍人になったって。 
勝てば官軍で、例えば薩摩や長州の殿様っつたら華族公爵なわけですが、松山藩は佐幕だったので・・・というような背景を読者に説明するのによかったのでしょうね。 

幕末の松山藩は「松平家」です。 
NHKの松平定知アナウンサーは、この家の系譜に連なっているんだって。 
「松平家」ですが、元は「久松家」。家祖は家康の異父弟です。「ご親藩」ですな。 

家康の草創期のお話を読むとたいがい出てきますでしょ。 
家康の家は弱小のしょぼい家だったので、隣の強い家に従属して安全保障をしてもらわないといけませんでしたと。 
で、子供の頃に今川家へ人質に・・・ 
しかし途上の戸田って人が裏切って、敵対する織田家に売られたとか。 
家康の母親も、実家が織田方へついたっていうので、家康の父親と離婚してですね、久松っていう人と再婚して。
そういう経緯で、家康の異父弟。 

子供の頃に苦労をした人は偉くなるもんだなーや。 

話が逸れた。「萬翠荘」というそうです。 

 

いや、こんな建物があっただけなんだけど。 


で、ここでちょっとおもしろいことが。 
お庭にパラソルとテーブルがあるわけですが、ここに麗しいお着物姿のお姉さんがいて! 
観光案内の人かなぁと思ってたんですが、「すみません!写真を撮ってくださあい」だって♪ 

おおおおおおお!これはあれだ、運命の出会いってやつだ! 

「これで!」 
「あ、えーとどうやるんだっけ・・・」 
「そうそう、ここをぽちっと押してください!」 

ポーズ。 

建物全部入れたほうがいい?小さくなっちゃうよ~ 

「とりあえず!」 

パチリ。 

「どうですか?変になりましたかw」 

いやいやいやいやいやいやキレイですよ! 
私の顔はすぐニコやかになるわけで笑ったわけではないから! 

「おおおおーいいですね~!」 
「ひとりでなにやってんだって感じの写真ですねw」 
「じゃもうちょっと大きくもう一枚!」 

よくしゃべる子だなw 


あ、いえそんだけだったんですけどorz 
ちょうど、「KIMONO姫パーティ」ってのをやってたみたい。 

こういうのも普段のオコナイだね! 
この日は街のいろんなところでKIMONO姫な方々がいらっしゃいました。 

よかったわあ 

んで、その奥にある、漱石が松山で先生やってたときに下宿してた家(移築)をちょろっと見てここはおしまい。 

さらに歩いて松山城へ向かうことに~。 


んじゃまた!