今日は「ハンドボール」です!
北京五輪予選のやり直し騒動でにわかに注目を集めているようです。ハンドボールってマイナーだと思いますけど、なかなか面白いスポーツですよ。スピーディーで、当たりの激しいスポーツです。高い身体能力が要求されます。
私は中学時代、ハンドボール部に所属していました。そこで、社会人の試合を見に行ったことがあります。おっかない先生に引率されてね。
代々木の体育館。閑散としていました。観客は、「みゃー」みたいな妙な音のする笛で応援してました。なんだったんだろうあの笛は。今もやってるのかな。
本物の選手の試合というのはやっぱりどんな競技でもスゴイもんです。目の前で展開されているゲームに比べたら、自分たちのやってるハンドボールなんて児戯に等しいわけですよ。圧倒されました。
あれから20年経ちますが、今でもその光景ははっきりと記憶に残っています。
試合後に日本代表のキーパーの選手がきてくれて、サインをいただきました。日本代表といってもハンドボールですからね、もちろん知らない選手でしたが。私もキーパーだったので、なにか気の利いた質問とかして教えてもらったり・・・とかしたらカワイイ中学生だったんでしょうが、そこまではできませんでした。
今思えばもったいなかったなぁ。
「矢内浩」という方です。ソウル五輪(1988)に出場、11位!
Heart and Soul ♪
・・・余談ですが当時は浜田麻里が好きでよく聴いてました。
矢内選手、今はどうしてらっしゃるんだろうとGoogleしてみたら、さすがに引退して、今は大崎電気のGMを務めてらっしゃるようです。
キーパーは目立たない存在ですが、ハンドボールにおいては重要なポジションです。その出来が試合の勝敗の行方を左右すると言っても過言ではありません。
サッカーと違って、いくらディフェンスが優秀でも、「シュートを1本も打たせない防御」というのは不可能です。シュートを防いだら99%味方ボールになり、次の得点のチャンスを得られます。
要するにサッカーのPK戦みたいなもんなので、例えば若林源三みたいな超天才ゴールキーパーがいてセーブしまくったら、それだけでそっちが勝つでしょう。
若林源三って誰かって?日本のサッカー界が誇る世界最高の伝説のゴールキーパーですよ!ご存知ない方は調べてくださいね。宇宙の常識です。
話を戻して五輪再予選。地上波中継の話もあるそうです。中東勢はボイコットしてて、今のところ参加するのは日本と韓国だけのようですが、状況は流動的です。ただ、実現したらちょっとは注目されるかなって。怪我の功名といいますか、ハンドボール界にとってはとっても嬉しいことになるかも。
ルールは簡単です!
キーパー以外はボールを足で触ったらいけない、ボール持って4歩以上歩いたらいけない、ドリブルをしないで3秒以上ボールを持ち続けてたらいけない、ダブルドリブルしたらいけない、攻撃側は30秒以上ボール回ししてたらいけない、ボール持ってゴールの周りの6mラインに進入してはいけない(ジャンプはOK)
くらいではないでしょうか。
オフサイドはないので、基本的にパスでボールを運びます。守備的ポジションとか攻撃的ポジションとかいう分け方ではありません。全員攻撃、全員守備。バスケットボールに似てますね。
たまには代々木体育館にみにいくのもいいんでない?
じゃ、また!