ガイアの夜明け5/19放送「日はまた昇る ~逆境に挑む不屈の技術者魂~」。
この番組に出てくる人たちは、みんな苦しみながらもポジティブです。
理想の未来を創るため!必ずできると信じて全身全霊で戦っています。
何より楽しそうにやってるのがいいじゃん。
それが好き!っていう気持ち、なになにを「したい!」という思いがテレビからとっても伝わってきて。
みんな輝いています。いい顔をしています。
私はスポーツの世界が大好きなのですが、オリンピックとかね。通じるものがある。
これのいいところは、神のような著名な成功者ばかりが出てくるわけではないところです。
「プロジェクトX」もよかったんですけどね、ガイアがそれより上を行ってるな~と思うのは、そこら辺を今日も歩いていそうな普通の人たち、普通のビジネスマン、商店主、売り場の人、営業マン、技術者、要はいろんな仕事の最前線に携わってる人たちの苦闘奮闘、頑張ってる姿、戦ってる姿が紹介されるところにあると思います。
自分と等身大とはいいませんが、比較的それに近いところに感じる。
それがね、感動もするし、勇気ももらえて。
いーんです!
同じやるならそういう気持ちで仕事をしたいって、これを見るといつもおもいます。
どんな仕事でもお金をもらってやってる以上、必ず誰かの役に立ってるはずです。
いわゆる悪徳商法ってやつに手を染めてない限り。
誰かに喜んでもらえる。ありがとうって言われるでしょ。
そりゃ怒られるときもあるでしょうけど;
苦しいことがあっても、その先に、小さいかも知れないけど成功体験、うれしいことって必ずあるもんだし。
頑張ってれば。
そうだよなあ。こだわりと誇りをもって楽しく!少しでも良いものを!って思うじゃん。
そしてそれがまた翌日から新たな気分で頑張るぞ~ってマインドになるんです。
エンディングがいいんですよ。
エンディング曲「夜空の花」ね。
今回は篠田さん。60歳。とても温厚な方、という印象でした。
かつて世界初のフルカラーのディスプレイを開発した「プラズマの父」。
世界の家電メーカーのディスプレイ関係者にその名を知らぬ人はないといいます。
上司に何度も開発中止を命令されながらプラズマディスプレイ一筋に研究開発を続けて。
会社がプラズマ事業から撤退して、けど夢を諦めきれず独立して工場を建てて。
篠田さんを慕う技術者もついていってですな。
売り上げ0円が続く中、2年かけて極薄軽量省電力大画面のプラズマディスプレイを開発、製品化につなげる挑戦の様子が紹介されていました。
富士通グループの新製品発表会での展示。
篠田さんの執念の開発が古巣の富士通を動かしました。
多くの人がその技術に感心していました。
人々が驚く様子を篠田さんが見つめていました。
「若い人は特に・・・何回失敗しても取り返せるんだからね、もうどんどんチャレンジして、やってもらいたいですね。そうすれば日本はもっと元気になるんじゃないですかねもっと。そういう風におもいますねぇ」
だそうです。
カッコイイね。
NHKの「ドキュメント72時間」も、もう一回みたいなと思います。全部。
オンデマンドでは未配信・・・
テーマ曲は松崎ナオ「川べりの家」。
あれもよかったんですよ。毎週泣かされた;
こういう良いドキュメンタリーはいつまでも続いてて欲しいなと思います。
んじゃまた。