シリーズ「JAPANデビュー」。5/3憲法記念日は第2回「天皇と憲法」でした。
細かな説明は省略しますが、明治の末頃から大正時代を経て昭和初期あたりの時代の流れが、「天皇と憲法」の観点からわかりやすく説明されていたと思います。
この番組の中で追ってきた、戦争につながった様々なファクター。
どうしても今と、そしてこれからの未来はってところに投影しようとしてしまう。
けど、私はトラウマがある限りは大丈夫だと思っています。
が、そのトラウマが人々の記憶から忘れ去られるときは危ない。
「忘れる」っていうのは表現が違いますね。
人間は忘れることなんてできません。
「日本人の記憶からなくなる」というべきなんだと思う。
尤もらしく聞こえるのが実はいかにも危ないんでしょうけど、それが何かは今はわかりません。
こんな風に後から振り返ってみて初めてわかるものなんだろうな。
人は神ではないから未来を予見することはできないのですが、過去を振り返って教訓やら反省やらを見出すことはできるでしょ。
だから歴史は大事なんだと常々思っています。特に近現代史。
英語とか数学とか国語とかも大事かも知れませんけど。
次回は益田孝が主役のようです。
一枚の有名な写真があります。
↑「スフィンクスとサムライ」。
このときの遣欧使節団の一員だったんだって。
日本で初めての総合商社「三井物産」を創設した人です。
日本経済新聞社の前身の新聞も創って、茶人としても有名。
↑って鑑定団で知ったw
第1回、第2回はなんか暗いっていうか反省なテーマ(「自虐」っていう人もいますが)でしたが、次はいかがでしょうか。
貿易立国として世界デビューしたけど、石油を禁輸にされて・・・
みたいな予告があるところを見ると、やっぱり反省になりそうな気が。
日本は外国と仲良くしなきゃ生きていけない国なんです。
今あるものが空気みたいにいつでもあると思ったらいけないんだぞと。
繰り返しますが歴史は大事だなぁと思うorz
この番組のテーマ曲は悲しい旋律です。
そして映像。
教科書の活字を追ってるより圧倒的に入ってくるよ。
んじゃまた。