未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

Yuki Kajiura LIVE vol.#11 FictionJunction YUUKA 2days Special 2日目@中野サンプラザ

2014-02-11 01:58:22 | ライブレポ

では2日目の日記。ちゃちゃっとね! 

 


















(`・ω・´)いくでー 

















1. circus 
1日目は静かにスタートしたけど、2日目は「ライブ」を意識したセトリかも。FJYぽくていい感じのノリのいいきれいな曲! 

2. aikoi 
「みなさんこんばんはー!FictionJunctionYUUKAですーー!」! 

aikoじゃないよaikoi。1日目にはなかったですねー。これ好きなんす!アイヤイヤイ♪ 

観客は早くも総立ちで手拍子。そう、ALI PROJECTもそうなんだけど、ノリのいい曲でも手拍子をみんなしないんですね。まぁ聴き方によっては「雑音」ではあるからなのかも知れませんが、「みんなやらないから」っていう空気なのかも…そこらへんの理由はわかりません。 

でも、このときは、侑香さんもバックコーラスの2人も、拍手して!ってあおって。「ハイヤイヤイ・・・」のところはフリもあるみたい。みんなノリます!まぁそういう曲ですね。 

これもCMで聴いたことあるような気がするんですが・・・気のせいかなあ。シングルカットしても売れそうな感じのするカッコイイ曲でっせ。 

これ、1日目聴けなかったので心残りだった。2日目もきてよかった!やっぱり2日こないと完成してなかったし、悔いが残りそうだったよ! 

3. Silly-Go-Round 
続いて盛り上がる歌。これもけっこう好き!カラオケで歌いたくようなね。ひとりのときしか歌わないけどw 

1日目もやりましたね。夢からー覚めてもー♪ってやつ。これもフリがあるっぽいけどわからんw 



ここでMC。1日経ってしまったからあんまり覚えてない・・・ 

まぁ挨拶かな。 
侑香「改めまして、FictionJunctionYUUKAです。 
梶浦「FictionJunctionYUUKAのFictionJunctionの方です。梶浦由記です。 

―会場w 

基本的には侑香さんさんと梶浦さんがしゃべります。が、梶浦さんの方が主役って感じ。侑香さんよりMCがうまいのでw 



4. cradle 
…知らない曲; 

5. 誰もいない場所 
これは1日目にはなかった!けど好きな曲です。どういう楽器か知らないけど、南国っぽい音のする弦楽器と打楽器が入ってるんよ。ほっこりする歌ですね。 

6. しずかなことば 
これも1日目にはなかった!けどあんまり印象に残ってない曲; 

7. 約束 
…知らない曲; 
ライブで知らない曲がくるとちょっとがっかりというか勉強不足感を味わってしまいますねぇ。aikoは100点取れるんだけどなー。アルバムに収録されてないFJYの曲もある、それもまだけっこうあった、ってことですね。 

8. angel gate 
1日目のラストにもってきた歌ですね。これも好きです。いい曲だよー 
なんかのエンディングとかにいいんではないでしょうかね。 


MC… 
「フロント・バンド」のメンバーの紹介だったと思います。先日も書きましたね。梶浦さんのバンドは、音楽を奏でる主役のひとりなので、バック・バンドとはいいません、って。パンフ見てて気がついたんですが、ヴァイオリンの今野均さんってけっこう有名な方なのかも。 

梶浦さん「すばらしいバンドのメンバーを紹介しておいてなんなんですが、次はピアノだけの歌だったりするんですけどね; 

―会場笑 

9. ピアノ 
これもセトリ的には2日目だけの曲。ピアノと侑香さんのボーカルだけの曲なんで、 侑香さんの声が響きます。 

MCで梶浦さんがこんなこといってた。 

この曲ができたのは、昔、なんかの映画のポスターで、砂浜にピアノが置いてあるポスターを見たことがあって、その絵がなんでかわからないけどすごく印象に残って、それでできた…っていうような。あんま覚えてない; 

「その映画はぜんぜん観たことがないんですよ!ないんですがポスターが!」 

ってw 

aikoのPVにもそんなのありますね。波打ち際にピアノが・・っていう。「嘆きのキス」。 

なんの映画なんだろう?と思ってちょっと探してみたけどわからなかった。 

でね、曲ができて、今回のライブやることになって、久しぶりにそのポスターを見たんだって。そしたら、思ってた景色と全然違ってたそうで。曲を考えて、作って、演奏して・・ってやってるうちに、自分の中で景色の妄想が広がってしまってたんだなあ、って思ったって。そうやって、ふくらんでいくものなんかも知れませんね。 

aikoもですが、こんな曲を作る人のアタマの中っていうか、創造する力ってすごいと思いますよねぇ。 


10. 焔の扉 
キター!まぁこれは代表曲なんで。1日目も2日目も両方やりますよね。片方しかこられないお客様もいらっしゃるわけですから。 

「ものすごいドラマチックで、盛り上がる」。何かの作品のテーマ音楽として申し分ない曲ですわ。ボーカルもうまく歌い上げるし、バックコーラスも盛り上げるし、そしてこの歌はストリングスがすばらしい。 

もうこれくらいになると、歌っちゅうか交響曲ですねー(´Д`) 

という!(`・ω・´) 


11. 光る砂漠 
これもどっちかというEDっぽい曲かなー。「歴史秘話ヒストリア」の最後の秘話のあたりに使うといいんでないでしょうかっていう!そんな感じの歌ですね。 

12. inside your heart 
1日目の日記にも書きましたね。普通にいい曲。この後、侑香さんが、この曲にまつわるMCを一生懸命してくれました。侑香さんはメインボーカルでいわば主役ですが、正直「おとぼけ天然おっとりタイプな子」って感じで、MCはあんまり得意そうではないですw 
最近みないですが、西村知美みたいな感じ、っていうと伝わるでしょうか。が、一生懸命ですね。 

侑香「…」 
梶浦「…」 
お客「…」 

侑香「(梶浦さんのほうをチラ見しながら)次は、私がしゃべる番なんですけれども・・」 

―会場笑 

侑香「皆さんもおわかりだとおもいますけど、梶浦さんは、いつもとても知的で
侑香「大人な女性! 
侑香「って感じで・・・ 
侑香「梶浦さんがしゃべるときは、私も、つい聞いてしまって 
侑香「観客のお客さんのひとりみたいな感じになってしまうんですが 

…わかるw それは見てればよくわかるww 

梶浦「…なんかこれからしゃべりにくいんだけどw 

―会場笑 

侑香「梶浦さんに侑香ちゃんも何かしゃべったら?っていっていただくんですけど 
侑香「しゃべりたいことがいっぱいあってまとまらないんですよねー 

…っていうところから、「inside your heart」の頃の話。 
なんか、その曲は、結成してから相当早い時期(3曲目くらい?)にレコーディングした曲だそうなんですね。昔なじみの曲というか。 

で、その頃は、侑香さんはまだ学生だったそうで。 

侑香「学校を終わって、お料理教室にいったんです 
梶浦「そーーー!その頃はまだ『学校』だったのよー!! 

―w 

侑香「で、私は人見知りなので 
侑香「お料理教室のほかの生徒の方となかなかしゃべれなくて 
侑香「その時は私と同じくらいの女の子がいたんですけど 
侑香「その子も人見知りみたいで、しゃべらなくて 
侑香「その時は生徒が2人だけだったんですけど… 

―会場笑 

侑香「え、なんかおかしいこといいました?生徒っていいませんか? 

―会場笑 

梶浦「…いやそれはw きっとお料理教室で、2人だけでしゃべらないで料理つくってる光景を 
梶浦「お客さんが想像して、おかしかったんだと思いますよw 

…梶浦さん全員の気持ちを代弁w その通りですw 

侑香「で、料理の先生を通じて、会話するみたいになってw 
侑香「けど、料理教室が終わったあと、その子が一緒にご飯いかない?って誘ってくれて! 
侑香「うれしくて一緒にご飯たべにいって 
侑香「『同じ歳なんだーうれしいねー!』とかって話して 

…なんか字数を使ってしまうのでここからは要約すると!っていう流れで、何してるの?って話になったり、趣味の話になったりしたんだそうです。 

で、その子がアニメ好きだっていう話をしてくれて、最近はまってるのが〇〇ってやつで、「あっ、それは私が出てるやつだ!」と思って、実はその歌を歌ってるの私なの!とかってなって。 

↑この歌が、さっきの「inside your heart」だったそうなのですね。その子とはいまでもとても仲良くさせてもらってて、って。 

で、その歌の歌詞もまぁ、いい感じの歌詞で… 

まぁ、歌がそうやって育っていって、みんなの心の中に思い出みたいなもんと一緒に残っていってるんだというのが嬉しいみたいな、そういう話だったかな。 


侑香「すみませんちょっと泣いてしまいました(涙 
梶浦「いいよいいよー はい涙を拭いて 

―会場拍手 

梶浦「いいお話だったと思いますよ!ありがとう; 

―会場拍手 

…梶浦さんお母さんみたいだねw 


ここで、ゲストな演奏者が登場。1日目はフルートの方だったんですが、2日目のこの日はアコーディオンです。遠目にはわからないんですが、若くてきれいな女性なようで。 

梶浦「〇〇さんがくるとフロント・メンバーがよろこびますw 

…ギターのひとがちょーよろこんでたw 

13. blessing 
その、アコーディオンが後半から主役になってくる曲。アコーディオンってあれですね、地中海って感じ! 

14. romanesque 
アコーディオンが主役になったからこの曲がくると思いましたよね。これも代表曲とはいわないけど、たぶん有名曲。これも好きなんです。一言でいうと「スペインっぽい」。あれだ、スト2のバルログっぽい。タイトルからして西地中海っぽいじゃんね。 


そしてこのあたりからライブ後半盛り上がるところスタート!って感じのムードに。 

15. 荒野流転 
はーい昨日も書きましたね。FJYでいちばん好きな曲を1曲!といわれたら選ぶ曲。古代文明っぽいでしょ!カッコイイっす! 

16. 記憶の森 
…知らない曲!これもアップテンポな盛り上がる感じのナンバーですね。これはCDにないんですけど、好きになりそうなんで音源欲しいなー ないんかな(´・ω・`) 

17. cazador del amor 
この曲は観客総立ち。1日目にもやってたんですが、アルバムに入ってないので知らない曲。これもスペインっぽいといえばそうかも。盛り上がる感じの曲です。 

18. nowhere 
続いてこの曲。梶浦さんもバックコーラスの2人も侑香さんも手拍子をあおってね。 

侑香「みんないくよー」 

まだまだいけるかー男子ー!って感じのところですねー!FJYはこの曲が一番盛り上げるライブ定番曲なんだと思います。 

一言でいうと、めっちゃカッコイイ曲! 


ここでMCだったかな。梶浦さんが挨拶。これがまた、いいんだ。さっき侑香さんがいってたじゃん知的で大人だって。 

梶浦さんは作詞作曲を全部している人です。あんまり詳しいことは知らないのですが、梶浦さんは、プロデューサに近いかも。 

こんなこといってた。 
曲を書いてリリースしていると、曲が子どもみたいな感じになるんだって。どういうことかというと、人に聞いてもらって、「すばらしい曲でした」「感動しました;」とかってすごい誉めていただけるときに、 

「あーそうですかーやったーよかったー(´∀`*)」 

って感じではなく、厳しくないといけない!っていうような「自主規制がはたらく」って。 

「そうですかー(´∀`*) 
「…いやいやいやいやいやいやいや! 
「そういってくれてるけどそんなことないはずだ!もっとがんばらんと!」 

みたいなね。 

でも、とはいってもやっぱり嬉しいので、「自分の子どもみたい」になる。 

「(曲に向かって)おい!なんかよかったっていってくれてるで!よかったな!やるなおまえ!」 

みたいな。 

なるほどなあと思いましたよねぇ。 


後は、ライブの話。 
ライブのスタートは広く感じるけど、だんだんラストに近づいてくると、ライブの会場が狭くなってるみたいに感じるって。 

「ええっ、こんな近かったっけ?」みたいな。 


他にもいろいろしてくれましたけど、梶浦さんのお話は聞けてよかったです。「音楽を作る」っていうところ、ライブを開いてお客さんに聞いてもらうというところで、ああ、aikoも同じようなこといってたことあったなあ、って思うこともあったりして。 


梶浦「次が、最後の曲です」 

会場「えーーーーーーーーーーー 

梶浦・侑香「…」 
梶浦・侑香「ありがとうございますw」 

…↑これ定番みたいw 

19. 聖夜 
梶浦「最後の曲は・・・聖夜という曲です」 

っていったとき会場がちょっと沸いた。なんかで有名な曲なんかな?私にとってはアルバムの中の1曲に過ぎないんで、そのあたりの「濃さ」はよくわからないんです。が、ラストにもってくるにはいい感じの曲。タイトルの通り、クリスマスの曲ですね。 

…実は、会場で「せいや」って聞いたとき「星夜」だと思って聴いてたのはナイショ。 


演奏終わって、ありがとうございました。いったん退場。けっこうあっさり。 


アンコールは、ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ。 


再び、梶浦さんと侑香さんだけ登場。 

EC1. ふたり 
ピアノとボーカルだけの曲。だから2人だけ再登場したんですねー 

梶浦「2人で『ふたり』をやりました!」 
梶浦「…すみませんこれ言ってみたかったんです! 

―会場w 

次は、最後の曲。バンドの皆さんが再登場してスタンバイ。
2日目はまだあの曲やってませんね。FJYのデビュー曲で代表曲。たぶん、その曲で、この2日間を締めたいんだろうなと。たぶんそれは、会場のお客さんたちもほとんどの方々が予想できてたんではないかと思います。 

EC2. 暁の車 
「ものすごいドラマチックで、盛り上がる」。何かの作品のテーマ音楽として申し分ない曲ですわ。ボーカルもうまく歌い上げるし、バックコーラスも盛り上げるし、そしてこの歌はストリングスがすばらしい。 

もうこれくらいになると、歌っちゅうか交響曲ですねー(´Д`) 

という!(`・ω・´) 

…あ、もういいって?そうですかw 


全部終わって、最後の挨拶。 
fictionjunctionというのは結成も解散もないし、「もうしばらくやりません」ってわざわざ宣言してやらない、っていうのもヘン。やりたいねーってなったときにやったらいいとおもうので、きっとまたやります。 

そうですね、5年後でもいいから、またやって欲しいです。 







というわけで全体的な感想は… 

書いてたんですけどね、どうしてもaikoとの比較になってしまうので書かないほうがいい気もしています。 

もやっとした書き方をすると。 

最近aikoがよくいうんですが、ライブのお客さんやファンのみんなとの、今のこんな関係。15年かけて、たどりつくことができたんやなあと。それは奇跡のようなすごいことやと。 

これが、aikoのライブにしかいってないと、あんまりピンときてないところもあったんですが、aikoがどういうことをいっているのかが、なんとなくわかったような気がしました。 



日本の国に住んでいると、ありがたみというか、日本のどんなところがよいのか、というところについて、気づかないところがあるといいます。海外に出て外から日本を見て初めて気づいたり、外国人が日本に住んで思ったり、実感したりする、っていうのがあるといいます。 

私は海外に出たことはないのでわかりませんが。 

要は、日本に住んでいたら普通の当たり前のこと、日本人だったらまぁ普通はこんな風だよね、というようなことが、海外では普通でない。そして、海外の目から見ればそれは奇跡のような話だ、というような。 

それと似たようなことを、aiko以外のライブにいくとすごく感じるときがあります。
aikoのライブの方が特別で奇跡なんやと。 

そしてそれはたぶんaikoの力と、aikoが一生懸命やってるライブや、その他いろんなことをずっとずっと丹念に積み重ねて、伝えてきた時間が生んだんだと思います。だからaiko以外が真似をしようとしても真似ができない。できないと思う絶対に。 


まぁ、マネしようともしていないとは思うんですけどね。それぞれが目指すものがあるから。そのアーティストにはそのアーティストの良さがそれぞれあると思うから。 


私にとっては、ALI PROJECT、aikoに続いて、3つ目(3人目?)のライブ体験になったわけですが。 

ひとことでいうと、コンサートですよね。純粋にすばらしい音楽を耳と身体に届ける!そしてそのことに感動して涙がこみあげる!という。 

ライブやコンサートに何を求めるかって、人それぞれだったり、その時の気分それぞれだったりします。 

気軽に映画や野球観にいく感覚と同じだったりするかも知れないし、それそのものが人生で一番だいじな生きていく糧なんです!だったりするかも知れないし。 

アーティストそのひとに会いに行くなのかも知れないし、生で音楽を聴くなのかも知れないし、動いて声出したい!なのかも知れないし。 

だから、こういうのは比べられるもんではないんだと思うんですよ。つい比べてみてしまうんだけど、どっちがよいとかわるいとかいうのはないんです。好きかそうでないか、と、好きがどんくらいかっていう量はありますが。 

私も、思い入れというか熱さの差はあるんですけれども、みんな好きです。いいライブだったと思います。 


梶浦さんおもしろかったし、音楽を作って世に出して… っていうところのお話がとてもよかったのでTwitterフォローしました。 

梶浦さんもけっこうTwitter好きですねー 

アリカさんもやったらいいのにw 
キケンだけどw 


では、また。