未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

Yuki Kajiura LIVE vol.#11 FictionJunction YUUKA 2days Special 1日目@中野サンプラザ

2014-02-10 01:38:32 | ライブレポ

見飽きたはずの黄昏がこんなにきれいだとー 
泣いーたー♪(ノД`) 

Yuki Kajiura LIVE vol.#11 FictionJunction YUUKA 2days Special@中野サンプラザ 

いってきましたヽ(・∀・ )ノ 


…もともとは行く予定はなかったというか、前日にTwitterで「そういうライブがある」と知ったくらい急遽でした!それも、雪が降らなければ野球でいけなかったので、いろんな偶然が重なって、いけたんだろうと思います。こういうのも「縁」ですよねー 


FictionJunction YUUKA 
というのは説明がいると思います。 

>作曲家・梶浦由記のソロプロジェクト「FictionJunction」に、 
>ボーカリストとしてYUUKAこと南里侑香を迎えたのが「FictionJunction YUUKA」である。 

―wikipediaより。 

梶浦由記さんの音楽は聴いたことがある方も多少はいらっしゃるのではないでしょうか。いまだと、NHKの「歴史秘話ヒストリア」の音楽が梶浦さんですね。 

「YUUKAこと南里侑香」がボーカリスト。歌はうまいです!声もステキ。「どういう歌い方をする人のことを『歌がうまい』というのか」とかいうところはあると思うので比べられないんですが、音楽の教科書的な意味でだけでいったら、aikoよりもアリカさんや侑香さんの方が「歌がうまい」のではないかなあと思います。 

まぁただ、そうだとは思うんですが、例えば、岡本太郎とどっかの写実的な画家とを比べて「どっちの絵がうまい」のか?というのと同じで、味があるとか、かけがえがないとか、要するに、「好きかどうか」は、うまいとかヘタとかいうのとはまた別の次元のところにあるものです。 

ね。 

要するにそういうことだ(`・ω・´) 




この「FictionJunction YUUKA」、私にとってはaikoよりも先に出会ってて。ALI PROJECTよりは後だけど。 

オリジナルアルバムが2枚出てるんですが、両方もっています。 

「Destination」と「circus」ね。 

  

いいんですよねーこれが。 

どう表現したらいいでしょうかねぇ。aikoとも、ALI PROJECTとも、違う音楽だと思います。 

aikoは、いわゆるJ-POPというやつでしょ。ジャンル分けするとしたら。ALI PROJECTは、まぁ、ALI PROJECTですわな。他に表現の仕様がない(笑) 

FictionJunction YUUKAは、なんというか、悠久な大河というか、古代文明っぽいというか、世界ふしぎ発見!っぽいムードというか… ポップとかロックとかいうんではなくて「音楽」って感じですよね。「FictionJunction YUUKAは、」というより、梶浦さんの音楽がそうなんだと思いますが。 


ライブには今回初めていきました。というか、「FictionJunction YUUKA」というかたちでワンマンライブするのは5年ぶりなんだって。しかも、今回は2daysで全曲やろうっていう初めての(もしかしたら最初で最後の?)スペシャルなライブなんだそうです。 

2枚のアルバムがセトリになるんだから、これはきっと知ってる曲ばかりですよ!もとより生演奏生ボーカルなわけではないですか。これはいきたい! 




そう、「FictionJunction YUUKA」の音楽は、壮大で悠久で楽器いっぱいなので純粋に「音楽を聴いたときの感動」が押し寄せるんだろうなぁというのが想像できました。aikoとはちょっと違う角度から、aikoとはちょっと違うハートの場所を押されるというかね。うまく表現できませんが、「すばらしいクラシック音楽に触れたときに押されるツボ」というのに近いかも知れません。 


…前置きが長くなりましたねー 

ではちゃちゃっと! 

セトリばれるので見たくない人はここから回れ右で! 














(`・ω・´)いくでー 












というわけでまずは1日目から。2日で全曲やるっていうので、2日いって完成、って感じですねー 

チケットはTwitterで、「【急募】余ってます譲ります」のひとを検索して突撃。「あまりよい席ではないので」ということで半額近いお値段で譲っていただけました。 

ありがとう(ノД`) 


服装はよくわからなかったのでネットで情報収集。梶浦さんいわく、カジュアルな服装でいいみたいだったので普通の格好で! 

場所は中野サンプラザ。ここもいったことないんですよね。初めていったよ!この日はご存知の通り、都内10年ぶりクラスの大雪。積雪20cm以上。まぁけど山手線と中央線が動いていたので、なんとかいくことができました。 

  

暗転。開演! 
演出はそんなには凝っていません。お客様も席に座ったまま聴く。終わったら、盛大な拍手!ライブというよりは、コンサートという感じですねー。 

「フロント・バンド」 
―梶浦さんは、バンドの皆さんも主役なので、「バック・バンド」という表現を使わないんだって。MCでそういってた。 

これも豪華です。えーと、梶浦さんがキーボードでしょ。あと、ギター、ベース、ドラム、ヴァイオリン、フルート、バックコーラス2人。 

後で書くと思いますが、このうちのね、フルートとストリングスがすばらしいんですねー(´Д`) 
梶浦さんの作る音楽に欠かせないですね。これがものすごいドラマチックで、盛り上がる、響き渡るんだわ。 

あと意外に重要な位置だと思ったのが、バックコーラスの2人。オリエンタルなというか、古代文明な感じをこの2人が出す!この2人が南里さんのメインボーカルを更にドラマティックに押し上げる!みたいな感じ。 

なんていうの、「だんだん楽器が増えてく」→「壮大に盛り上がりクライマックスへ!」というのがうまいんだと思います。 

で、音楽で人はこんなにも感動できるんだ(ノД`) 
っていうくらいなもんで、生演奏は本当に本当にすばらしかったですねー。 

これはパンフレットで梶浦さんが書いてたんですけど、 

>このライブは単純に「音楽をどうぞ」、というライブで、ほかにおまけはなにもないので、 
>それを楽しんでいただけるとしたら、これ以上幸せなことはないなと思います。 

って。 

梶浦さんが去年観にいった、ポール・マッカートニーのライブがそんなだったそうで。 

>すごくピュアで気取りがないんだけど、歌も演奏もキレキレでカッコよくて。
>しかも媚びたところが全くなくて、すべてが「音楽を楽しんでいってね」 
>というところに向かっていってる感じ。そういうライブが理想なんですよね。

って。 


これで、だいたい梶浦さんのライブがどういうものを目指しているのか、っていうあたりが伝わるんでないかなあ、と思いますね。 





1. I'm here 
2. destination 

1stアルバム「Destination」の1曲目と2曲目でスタート。MCでは、梶浦さんと侑香さんがそれぞれ挨拶。こんなお天気の中できてくださりまして本当に本当に本当にありがとうって。 

梶浦さんMC上手ですね。知的で大人なしっかりした女性!って感じ。侑香さんは、ちょっと天然な風味の、ゆっくりしたペースなひとって印象かな。

梶浦さん、「では次の曲・・・」っていったところで、この1番目と2番目の曲紹介忘れてたってあわてて曲紹介。 


3. 焔の扉 
私はシングルもってないんですが、3rdシングル曲。これはガンダムの歌なんだそうなので有名なはずです。私はガンダムは最初のやつとZガンダムはくさるほど見たんですが、この歌のガンダムは見たことがなく。 

…まぁそういうのは置いておいて、いい歌ですよー(´Д`) 
さっきも書いたでしょ。「ものすごいドラマチックで、盛り上がる」。何かの作品のテーマ音楽として申し分ない曲ですわ。ボーカルもうまく歌い上げるし、バックコーラスも盛り上げるし、そしてこの歌はストリングスがすばらしい。 

もうこれくらいになると、歌っちゅうか交響曲ですねー(´Д`) 

という!(`・ω・´) 


4. 記憶の森 
5. cazador del amor 

この2曲は知らない歌。CDに入ってない(・ω・) 


6. 暁の車 
「FictionJunction YUUKA」のデビュー曲。これも「焔の扉」と同じく有名なようです。 

「ものすごいドラマチックで、盛り上がる」。何かの作品のテーマ音楽として申し分ない曲です。ボーカルもうまく歌い上げるし、バックコーラスも盛り上げるし、そしてこの歌はストリングスがすばらしい。もうこれくらいになると、歌っちゅうか交響曲ですねー(´Д`) 

…え、さっきと同じだって?もうこれくらいの曲になると、言葉ではすばらしさを誉めきれないわけだ。 

MCでは、梶浦さんが、この曲をつくったときの話しをしてました。梶浦さんも音楽がよっぽど好きなんでしょうね。曲をつくりながら、頭の中で曲が鳴ってて、「この曲を侑香ちゃんが歌ったら・・」って妄想して、「うわあああああ早くー!」ってなってたとw 

梶浦さんもあまり歳のことには触れたくないようで、「年はあんまり数えたくないんですけどウン年くらい前でしたかねー」って。2004年なので、ちょうど10年前の曲になりますね。 

さっきの「焔の扉」と、この「暁の車」は、涙が出た。何に泣いたかというと、たぶん「音楽」と「演奏」になんだとおもいますですよ。 


7. Elenore 
8. MADRAXライブバージョンメドレー 

…このあたりは知らない曲だった(ノД`) 


9. 瞳の欠片 
私的に中盤のクライマックス。この曲も涙が出た。いや、普通に切なくてすばらしく良い曲なんですけどね。間奏のフルートがすばらしいのよフルートが!!! CDでもすばらしいんだけど生演奏は違う、違うよ(ノД`) 

このフルートが「赤木りえ」さんというそうなんですけど、2日目は出られないんだって。だから、1日目に来れて、聴けて良かったとおもった。2日目は2日目で、2日目にしか登場しないゲスト演奏者の方がいらっしゃったのですがそれはまた次の機会に。 

10. 六月は君の永遠 
「ものすごく季節はずれです!」っていうMCの紹介から(笑 
この曲はcircusに収録されているんだけど、あんまり印象に残ってない歌; 

11. circus 
2ndアルバム「circus」の1番目の曲。特に衣装替えとかはありませんでしたが、感じ的にここから後半スタートな印象でした。レーザーライトの演出がね!ぶわっとなったんで。なんのCMかは忘れましたが、何かのCM曲として使われてたと思います。 

12. よろこび 
この曲は好き!これも何かのCM曲として使われてたはず!なんだけど思い出せない。FJY知らない人も、サビ聴けば聴いたことある曲だと思いますよ。サビからの侑香さんの歌と伸びのある声が、それはそれはいいのですよー(´∀`* 

13. nostalgia 
14. ひとみのちから 

15. inside your heart 
このあたりはもう「普通にいい曲」としかいえない感じです。2ndシングルだそうです。 

16. 約束 
アルバムに入ってないので知らない曲; 

17. Silly-Go-Round 
ここまで16曲、ずーっとコンサートみたいに、みんな着席して聴いて拍手!だったのが、いきなりこの曲で立ち始めてびっくりw 手をあげて振りみたいなのをやる人たちもいて、急にライブみたいになった! 

初めてな私には正直ちょっとアウェー感ありましたが; 

この曲はあれです。「.hack roots」っていう、ALI PROJECTが亡国覚醒カタルシスを提供したアニメの、OPの方の曲(EDが亡国~)。後から思えば、私がFJYを聴いたのはこのときが最初だったですねー。 

テンポの速い駆け抜けるような気持ちいいけど切ない感じの曲ですよね。「見飽きたはずの黄昏がこんなに綺麗だと泣いた」のところの歌詞が好きです。

18. Nowhere 
これもアニメファンの間では有名な曲のようです。 

戦闘シーンの曲で、曲の長さが4分もないんですけどね、だから、「主役ワタクシです、おまたせしました。戦闘の達人なんで3分で芸術的に片付けます!」っていうような感じのときに流れる!という曲だ。 

時代劇で例えるなら、開き直った悪役が「ええいっ、てめーらやっちまえい!」っていうところからの最後のチャンバラのところで流れる曲だねー! 

これもテンポのよい、カッコイイ、あがる曲! 


Silly-Go-Roundに続いて、場内総立ち!侑香さんも「いくでー!」っていって。アニソンのフェスとかでやると盛り上がる歌なんでしょうねー 

あ、「いくでー!」ではなく「いくよー」だった。このあたりは梶浦さんじゃなくて、侑香さんが主役!って感じになってた! 

MCで、「みんな立って、一緒に盛り上がってくれてうれしいですありがとうございました」っていってたよ(´∀`*) 


19. angel gate 
MC「最後の曲です」。再び全員着席、コンサートなムードに戻って。最後っぽい挨拶。 

詳しくは覚えてないけど、いいMCでした!ユーモアもあってね、客席を笑わせて。aikoのライブパフォーマンスはもはや達人の域ですが、アリカさんも梶浦さんもMCうまいですよね。
やっぱりプロはすごいですよねぇ。こんな大勢のお客の前で、しっかりうまくMCできるって。私にはとてもとても; 
絶対無理; 

梶浦さんも、「ライブの時間はあっという間に終わってしまう」っていってた。

この曲は、アルバム「circus」の最後に収められている曲。思えば、1stアルバムの1番目の曲で始まって、2ndアルバムの最後の曲で締める、きれいなセトリできましたね。 


…アンコールのやり方は、コンサートみたいに拍手がちゃっちゃっちゃっちゃっ。しばらくして梶浦さんと侑香さん、そしてバンドの皆さん再登場! 


MCがおもしろかった。さっきもいったけど今日はほんとうにほんとうにきてくださりありがとうございます!って。 

で、 

「…悲しいお知らせがあります・・」 

―ざわざわ 

「…外は絶賛猛吹雪中だそうです・・」 

―wwww 

「そしてもうひとつ悲しいお知らせが! 

―ざわざわざわざわ 

「…電車とかもいい具合にいろいろ起きてるようです!」 

―wwww 


「もう帰れなくなったとかなったらオールで話しましょう!」 

ってねw 


梶浦さんも、こういう日のときのライブはまたこういう日なりの感じ方になって、心に残るんですよみたいなお話をしてた。 

そうですね、「あの大雪の日、中野サンプラザでこういうライブがあったねー」って、私も思い出す日がくると思います。 



EN-1 荒野流転 
「この日のこの天気にこれほど相応しいのはないんじゃないかと思うくらい相応しい曲です!」 

―会場笑 

からスタートのこの曲。 

FJYの中で一番好きなのがこの曲なんですよー(´∀`*) 

ここまでで出てなかったので、「今日はやらないのかなあ。2日目なのかなあ」と思ってたので、聴けてうれしかったなあ。 

「暁の車」あたりもいいんですが、王道すぎるというか。そういう意味では「荒野流転」は、ガチで名曲だと思うのでyoutubeかなんかで探して聴いてみてねー 

…ちなみにアニメの方は全く知りません(・ω・) 

EN-2 優しい夜明け 
MCで梶浦さんが。本当に最後の最後の曲です、だって。これはFJYの曲ではなくて、梶浦さんが前にやってたユニット(「シーソー」っていってた)の歌を、侑香さんがカバーっていうカタチなんだけど、「カバーで終わるのもライブっぽくていいんじゃない?」って。 

知らない曲でしたが; 
「荒野流転」がよかったからよし! 


全部終わって挨拶。場内総立ちで拍手! 

閉幕! 


(書けたら。たぶん書くけど)2日目に続く! 

ではまた!