とりあえず...

2021年J2優勝!
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目標は「大宮アカデミーU18全国制覇、日本一です!」

監獄からの脱出 (6)

2008-01-02 12:48:50 | 雑記
「気分はどう?気持ち悪くない?」
...ようやくウトウトしてきたのに、看護士さんの声で目が覚める。
う~。気持ちよく眠りかけたのに
まだ、6時過ぎ。
あまりの喉の渇きに、いつになったら水が飲めるか聞いてみると
「医師のが出たらね」
主治医が来るのって、たぶん早くて8:30頃
あと2時間以上ある。今更出来ないし。

思ったより早く来た主治医は頭の上で何かしている。
「もうパンパンだね」
「夜中に200ccほど捨てました」
ふと目に映ったのは赤黒い液体が入った袋。
どうやら、頭に出血していた血を抜いていたようだ。
「これだけ、出れば大丈夫だろう。管抜くか。
1針縫うからね」
ここで痛くないの
と思っているうちに"パチンパチン"と頭の上で音がする。
痛くはないが何で2回も音がするのまあ、いいか。
「全部外していいよ。点滴も1本にして」
点滴1本になるとすごく楽だ。
その後、院長先生(この医師も手術担当医だ)が現れ
「鬼嫁さんのバイタルは?」
「0です」
「0すごいなぁ。じゃあ、歩いて病室に戻れるね」
「医師 本当ですか
「鬼嫁さん、歩けるよね」
バイタル0ってなにと思いながらも"たぶん"と答えていた。
看護士さんはストレッチャーや車イスを用意してくれてたのにね。
仕度が終わると看護士さんについて元の4人部屋に||ヽ(*゜▽゜*)ノミ|Ю タダイマァ♪と戻っていった...つづく