終電も無くなり、大宮駅で降ろされた。
皆、ダッシュで改札を抜けてゆく。
「何で皆急いでるんだ?」と思い、改札を出て「なるほど」と思った。
長蛇の列が西口と東口に伸びていた。
タクシーを待つ列だ!
鬼嫁も「並ばなきゃ」と、並んでは見たものの、
「家に辿りつくのは何時だろう?」
そう、当時 バブリーな時代。
タクシー側が、今のように列を成して並んでは居ない。
常に人を乗せて走っている。
「家に着くのは4時か5時ごろかなぁ~?」
寝てる暇もないのに気づき、
「とりあえず、歩いてみるか」と、
パンプスをたまたま持っていたウォーキングシューズ(運動靴?)に履き替え、いざ出発!
てくてくと岩槻の我が家に向かい、歩いた。
途中、空車のタクシーを「捕まえられるかな?」
なんて、甘い考えを抱きながら...
まあ、4時近くまで掛かって家に辿り着いたわけだ。
その時、起きて待っていてくれた父母には驚きながらも感謝したものだ。
...なーんて、昔話を思い出したのも、
昨日、ラヂオで
『妻に「駐車ヘタクソだなぁ。後ろ見ててやるから」と車を降り、
車の方を見ると、「ヘタで悪かったわね!」と言い残し
車は去っていきました。
もちろん、上着も携帯も財布も車の中。
仕方なく、32キロの道程を歩いて帰りました』
...という便りを聞いたからだ。
そう、歩けばお家に着くもんさ。歩けばね。
(鬼嫁通信)
『大宮全開☆彡』 2.038バージョン、仕上がりました。
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