赤ちゃんの名前

病院の面会は８時までで、消灯は１０時。僕が帰って食事やお風呂をすませた頃から１０時まで、あずさのメールが怒涛のように届きます。
今日のテーマは赤ちゃんの名前。
実は僕は女の子の名前をまったく考えていなくて、この話題は苦手です。だいたい知っている女の子の名前は、その子を連想してしまうし。

浩治の娘だから浩子か治子？あずさの子どもだから杏子？子のつく名前ははやりじゃないから浩美？治美？杏美？
きっと考えているうちに寝てしまうけど、考えながら布団に入ります。おやすみなさい。

ウソを書きました

あずさと赤ちゃんが実家に帰ったというのは、僕の勘違いでした。退院したら１か月は実家で過ごすと言われたのを、すぐに行ってしまうのだと思い込んでしまったのです。
実家でゆっくりしてるんだろうなと思っていたら、病院に来てくれないとあずさから電話がかかってきました。
アキエさんがぼた餅を用意してくれました。ぼた餅を食べると母乳の出がよくなるなんて知りませんでした。看護師さんたちはお裾分けのぼた餅は食べ飽きているはずだから、と、ベビー服を着た赤ちゃんみたいな和菓子も持たせてくれました。赤ちゃんの肌みたいに、柔らかいお菓子です。
お産は病気じゃないけど、お母さんの体力が戻るまで、退院できないそうです。アネキの時は、生んだ日しかお見舞いに行ってないから、その辺の常識がわかりませんでした。
でもそれより、１か月も１人になるんだというショックが大きくて、誤報を伝えてしまい、すみませんでした。

あずさと赤ちゃんはあずさの実家に帰りました

出産前に決めていたとおり、あずさは赤ちゃんをつれて実家に帰りました。たぶん、１か月ぐらい育児の先輩のお母さんとお兄さんの奥さんに指導してもらって、帰ってくると思います。
赤ちゃんは小さすぎて、抱いたら壊れそうで、実際僕は泣かせてしまったけど泣かれてもかわいくて、そんな赤ちゃんと一緒に過ごせるあずさがうらやましいです。きっと赤ちゃんの世話はそれだけじゃすまないと思うけど、大切なあずさと赤ちゃんが元気に戻ってきてくれるまで、僕も元気でいるよ。週１回は会いにいくから、赤ちゃんが僕を忘れないように、あずさも僕のことをいつも考えていてね。

女の子でした

明け方に、病院からの電話で起こされました。眠れないかもなんて言っていたけど、僕は眠っていたようです。
朝、社長に電話して赤ちゃんが生まれたことを伝え、病院から出社するので遅刻すると言ったら、「バカ、オヤジとして２人のそばにいてやれ」と怒られました。
赤ちゃんはまだしわだらけだけど、かわいい。目は僕似で、口元があずさに似ているそうだけど、僕にはよくわかりません。
元気に大きくなあれ(o^∀^o)

いよいよです！！

晩ご飯の後で急に陣痛を起こしたあずさを、病院まで送ってきました。
車のエンジンをかけるのに、僕はすごく手間取ってしまい、「お産は病気じゃないんだから、リラックスして」とあずさに言われてしまいました。女性って強い。
がんばれ、あずさ。分娩室は女の戦場だからと帰された僕は、眠れないかもしれないけど、眠る努力をします。キミの痛みには及ばないと思う。でも、心配とかかわいそうとかじゃなくて、尊敬みたいな気持ちで、胸が張り裂けそうです。
なんか、わけのわからない投稿ですみません。