今日の余震は大きかった

夕方、携帯がピコピコ鳴って、間もなく大きく揺れ出しましたね。震源地は茨城だったそうで、あずさから「大丈夫？」なんて逆にメールをもらってしまいました。
今あずさがいる東北が震源地じゃなくて良かったと安心した僕は、かなり小さいヤツかも。茨城にも被災した人がいるんですよね。
去年はあずさと２人で見た桜を、今年は１人で見ました。東北ではまだ見頃ではない桜が、関東では盛りです。
来年も桜は咲くけど、残念だなあ。そうだ、来年の桜を楽しみにしよう。

宮城でまた地震！

東北にいるあずさからは、「私は元気だよ」とメールがきました。心配だけど、頑張ってる彼女に「帰ってこい」とは言えない。きっと無理をしているから、無理するなとも言えない。

あずさ様
カレーはなくなったよ。日曜日は休みだから、料理を作ってみるよ。おいしいものを作れるようになるから、そっちが落ち着いたら、元気に帰っておいで。
コージ

なんか、寂しい

あずさを送って、まだ３日目。１日めは両親の家でアネキ家族も一緒に食事をして帰って、お酒も入っていたので朝までぐっすり眠りました。２日めは自分でカレーを作って、課題図書を読みながら寝ました。
３日めはまだ残っているカレーを食べて、なかなか進まない読書で過ごしています。あずさがモモになりたいって言ったわけがなんとなくわかって、そんな彼女を応援したいけど、僕は今ひとりなんだなあって思うと、寂しい。
でも、僕は元気です。心配しないで。

課題図書ができました

あずさはけっこう読書が好きで、僕もこの年になって本を読みはじめたりしていました。あずさは「モモになりたい」と言って、被災地に行く決意をしました。でも僕にはモモって誰かわからない。
荷造りに忙しいあずさは、「モモ」という不思議な表紙の本を出してくれました。子供向けの本みたいだから、僕にも読めるかも。
料理の研究と読書で忙しくなりそうです。

4月に突入しました

あずさの決意を聞きました。僕はただの会社員で何も技術は持っていないけど、あずさは看護師です。彼女には僕よりできることがたくさんあります。あずさが被災した人の役に立ちたいというのはすごくよくわかるし、もし僕に看護の技術があったら絶対駆けつけていると思います。
去年、二人で暮らし始めてから、僕が一人で暮らすのはすごい久しぶり。のびのびできるというより、二人でいるのが当たり前みたいになっていたから、さびしい以上の気持ちがします。しばらくまた僕は一人になります。あずさがいない間に、もうちょっと料理の腕を上げて、おいしい料理であずさを迎えてあげたい。
でも、本当はすごくさびしいんだよ。