東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城(代表:阿部 寛行)

※H27年4月を持ちまして本活動は(社)Kotネットワーク本吉に引継ぎました。本ブログは4年間の活動の記録です。

【ご報告】大洗高校マーテチングバンドコンサート会場ボランティア

2015年03月27日 | ボランティア活動報告
ネットワーク事務局です。

3月27日、本吉総合体育館にて開催された
「大洗高等学校マーテチングバンドコンサート」(大洗高等学校主催)
の会場設営、運営等に2名がボランティアとして参加いたしました。

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震災後から3回目となる茨城県立大洗高等学校マーチングバンドの復興支援コンサートが開催され、阿部代表と共に会場の運営手伝いのためボランティア2名参加しました。
・入場・退場の補助
・入場者数のカウント
・コンサートの記録用の写真撮影
・会場撤収の補助
高校の主催ということで、会場の準備から高校生や先生が入り準備がすすめられたが、本吉総合体育館側の関係者として上記の会場の諸作業をお手伝いしながら、コンサートを視聴しました。

茨城県立大洗高等学校はマーチングバンドが盛んで全国大会で中編成の部にて全国2位に選ばれるほどの実力校です。大洗高等学校も茨城県の被災地にありながらも南三陸から本吉にかけて3か所横断で復興支援コンサートを開催し、震災後からこれまで3年続けて開催してきました。今年はマーチングバンド部員とコンサートの会場運営として生徒、先生あわせて73人の大人数での移動でした。
司会者が「1年生2年生主体でまだ実力不足ですが」と謙遜するも、実力もあって、さらに今回参加したいという希望の部員全員を連れてこられなかったというくらい演奏を届ける意志を持って遠方よりいらっしゃっただけあり会場は大盛況のコンサートとなりました。

コンサート終盤に「回を重ねるにつれて、毎年見に来てくださる地域のみなさんからお声掛けをいただける喜びが広がっているのを感じていてまた行きたいと皆思っている。また次に、これからも生徒がどんどん変わっていっても、ぜひコンサートで地域のみなさんにお会いしていきたい。」と司会者からの感想があったのは印象的でした。

もちろん被災地へ、よい音楽を届ける、愉しみを届ける、ということも一つの支援たけれども、頻繁とはいわず年に一回でも音楽ではなくても地域の人と交わる、交流する、顔を合わせる声を掛け合う、ということも支援のカタチとして外せないことなんだ、とその言葉に感じました。
ボランティアとして参加させていただいた私たちにとっては、コンサートをお手伝いできた事もさることながら、こういった「復興支援」とは何かをコンサートの中から見出す場面に出会えた有意義な機会でした。

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(記事作成:八田)

3月26日(木)のつぶやき

2015年03月27日 | ボランティア募集