おおるりめも

宮城での鳥の観察記録を載せていきます。MF(マイフィールド)とは僕が定期的に鳥を見に行く場所のことです。

コサメビタキとキバシリと羽虫に囲まれた日  2023.4.29(土) 5:40〜10:00 @県北部森

2023-04-30 20:35:41 | 県北部湿地森
【見た鳥】マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、キジバト、トビ、サシバ♂(暗色型?)♀1、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声のみ)、モズ、カケス、ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、カワガラス、エナガ、エゾムシクイ(声のみ)、メジロ(声のみ)、ゴジュウカラ1、キバシリ2、ツグミ、クロツグミ3、コサメビタキ6、キビタキ♂1、オオルリ(声のみ)、キセキレイ、イカル、ホオジロ、ノジコ♂2、カワラヒワ、計39種類。

久しぶりにノジコとキバシリが見たいなと思い、数年ぶりに県北部の森へ行った。
森へ入ってすぐにツグミ類のペアが木に止まったので、双眼鏡で見てみるとトラツグミ!これは予想外でびっくり、ライファーだったので嬉しかった。
小枝を咥えていたので巣材集め中のようだった。
沼の周辺では久しぶりにニホンリスが見れた。見つけてすぐにぴょんぴょんとすぐに森の奥へ入っていってしまった。
その後コサメビタキが数羽登場。縄張り争い中だったようで、鳴きながら追いかけあっていた。
争っていた周辺は特に虫が多かったので繁殖に適しているのだろう。 
コサメビタキを撮影していると、キバシリが近くに飛んできてくれた。
ペアで行動していて、虫を咥えていたので子育て中のようだった。

熊の出現に怯えながら森の奥へ入っていくと、近くでノジコの声が聞こえてきた。木の上から聞こえてきたので、探していると、目の前の低木に小鳥が一羽。鳴いていたノジコだった。声が響いていたため、木の上部にいるのかと勘違いしていたようだ。長い間目の前で囀ってくれて、良い個体だった。
サンショウクイは森のあちこちで見ることができて、もう巣作りをしている個体もいた。
クロツグミはそこら中で鳴いていたが、警戒心が強くまともに撮影できたのは1個体のみ。
キビタキは♂一羽のみ、オオルリは囀りのみで撮影ばできなかった。

帰り道ではサシバ♀を発見!「ピィークイー」といい声で鳴いていた。
最後にヤマセミを探しにいった。昔、といっても数年前に見たところを探してみたが、声も聞こえず残念。まあ久しぶりにカワガラスが見れたのでいいでしょう。
ヤマセミを探していたときに遠くにさっきとは別のサシバを発見し、撮影した。そのサシバはすぐに遠くへ飛んでいってしまい、証拠写真しか撮れなかったのだが、写真を確認してみると翼下面が黒褐色のため、普通のサシバとは違う暗色型のサシバかもしれない。とはいっても写真が撮れなかったため確定ではないが。

この森へは本当に久しぶりに行ったが、サンショウウオらしき生き物やアカハライモリ、ニホントカゲがバトルしているところを見れたりと鳥以外の生物も多く本当にいい場所だった。
暗色型疑惑サシバも気になるし、今年中にまた行きたいな。

後、絶対に次行くときは虫除けスプレーを持っていくようにする。

トラツグミ


ニホンリス



コサメビタキ


キバシリ




ノジコ♂


サンショウクイ♂と♀

クロツグミ♂、水浴び後
キビタキ♂

キセキレイ

カワセミ

アカゲラ

ゴジュウカラ


サシバ♀


イワツバメ

イカル

カワガラス


暗色型サシバ?

サンショウウオ?

ミズバショウ、唯一仏炎苞が残っていたもの


やぶさめぱたぱた 2023.4.23(日)6:00〜8:30  @県中部森

2023-04-24 19:27:50 | 県中部森観察記録
【見た鳥】トビ、オオタカ(鳴き声のみ)、コゲラ(ドラミングのみ)、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声のみ)、ヤブサメ(求愛行動)、エナガ(鳴き声のみ)、エゾムシクイ、センダイムシクイ(鳴き声のみ)、メジロ(巣材集め)、アカハラ2、ツグミ(鳴き声のみ)、キビタキ♂4、オオルリ(鳴き声のみ)、カワラヒワ(鳴き声のみ)、ホオジロ、アオジ、計19種類。

【メモ】今日も夏鳥探しに森へ。
今日は曇っていたせいか、昨日よりも鳴き声が少なく、中々鳥が見つけられなかった。
歩き回っていると、急に目の前にヤブサメが2羽登場!、2羽で鳴き合いながら♀と思われる個体が羽をパタパタさせて餌をねだっているのを観察できた。
その後すぐにキビタキが登場。低いところで囀ってくれたが、すぐに飛んでいってしまった。
その後、キビタキが何羽か現れてくれたが、どの個体も縄張り争い中で木の上部を飛び回ってばかりで撮影は難しかった。
中々撮影できずに歩いているとまたまた急に目の前にキビタキ♂がご登場!。
採食中だったようで、地上付近を飛び回って虫を捕まえていた。

他に、アカハラが2羽で暗い森の中採食していた。2羽のうち一羽しか撮れなかったのでペアかどうかはわからずだった。標高が低い場所なのだが、クロツグミも繁殖している場所なのでここで繁殖するのかもしれない。
鳴き声ばかりでなかなか姿を捉えれなかったエゾムシクイもやっと撮影できた。
狙いの一つだったオオルリは鳴き声のみで撮影できなかったのは少し残念だった。

この場所は他のバードウオッチャーも多く、一人で探鳥するのが好きな僕にとっては少し苦手なのだが、野鳥の数も多いので人を避けて探してもたくさん撮影できるのが、このフィールドの良いところだと思う。

ヤブサメ求愛行動



ヤブサメ








キビタキ♂

アカハラ♂

ヒーツーキーヒーツーキーのエゾムシクイ

かわいいホオジロ♂

夏鳥たくさん!撮れ高たくさん! 2023.4.22(土)6:00〜9:40 県中部森

2023-04-23 19:58:26 | 県中部森観察記録
【見た鳥】オオタカ(声のみ)、アカゲラ、サンショウクイ(声のみ、初認)、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声のみ)、ヤブサメ(声のみ)、エナガ、エゾムシクイ(声のみ、初認)、センダイムシクイ(声のみ、初認)、メジロ(声のみ)、ツグミ、コサメビタキ(父撮影)、キビタキ(初認)♂3♀1、オオルリ♂2、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、計20種類。

【メモ】先週も来てみたが夏鳥はヤブサメのみ、しかも声しか聞こえずと時期が早かったとうだった。
今週こそは来ているだろうと行ってみると、早速駐車場の近くからオオルリの声が聞こえてきた。
ため池の反対側にいるようで、双眼鏡で探しているとこちら側に飛んできて近くで囀りを始めてくれた。去年は見に行かなかったため、2年ぶりの出会い。やはり間違いなくこの鳥が一番好きなのだと再認識した。
それから周辺を1時間ほど歩いて鳥を探すが鳴き声ばかりで姿は見れず。
少し休憩しようと座って鮭おにぎりを食べていると、すぐ近くにキビタキ♀が飛んできた!、おお!と撮影しているとさらに♀を追いかけて♂まで近くへ飛んできた!
それからは朝ごはんを中断して撮影タイム。少し撮影していると、♀が♂に近づいてお互いに羽を震わせて「ケレレレ」と鳴く行動を観察した。おそらく求愛行動だと思われる。
それからまた少し歩き、オオルリの声が聞こえたので、近くに来ないかと待っていると、オオルリがさっきのキビタキ♂に激しく攻撃して目の前に降りてきた(もう交際相手がいるキビタキにイラついた?)。
それから目の前で虫を捕まえて食べるところを見せてくれた。

去年は森に行かず、家に引きこもっていたので、久しぶりに夏鳥に会えたが、やっぱりヒタキ類が一番好きなんだと感じた。
去年見に行かなかったぶん今年はたくさん見に行くぞ!



オオルリ♂

おおるりのようないきもの



キビタキ♂


キビタキ♀

上の写真のキビタキ♂♀求愛行動?

シジュウカラ

木の新芽?を食べるヒヨドリ。

おおるりめも MF沼、干潟、河口周辺 2023.3/12.3/17.3/20.3/21.3/22.3/23.3/25.3/28.3/31

2023-04-03 18:38:58 | mf周辺での観察記録など
【見た鳥】マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、✨オシドリ♂♀(3/23)、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ♂、マガモ、カルガモ、✨マガモ×カルガモ雑種♂3個体、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、コチドリ(3/17初認)、シロチドリ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンポウ、コチョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、✨ハチジョウツグミ♂1w、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、オオジュリン、ドバト、計54種類。

春休みに入ったので、時間がある日は自転車でMFへ通いまくった。

まずはMF沼の話。
ハクチョウの数は3/12は3桁代までいたが、そこから一週間で1桁代まで減り、オオハクチョウは3/21、が終認となった。コハクチョウは3/21からしばらく見られず終認と思われたが、4/2に渡り途中のコハクチョウ1羽を見た。


3/12


3/21

2/25からハクチョウと一緒に行動していた1羽のマガンは、ハクチョウがいなくなった後も3/31まで滞在した。

3/12
3/21

3/25

3/28

期間中に見られたカモ類は、ハシビロガモ、カルガモ、コガモ、マガモ♂怪我個体、オナガガモ♀怪我個体がずっと見られて、3/17には渡り途中のヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、マガモの混群が見られた。他に見られたカモ類は誕生日に見られたオシドリ♂♀ペア(3/23)、オカヨシガモ♂1羽(3/12)マガモ×カルガモ♂雑種(3/21〜3/25)など。

ハシビロガモ♂

マガモ♂怪我個体。飛べはするが長距離は飛べない?

オナガガモ♀怪我個体。飛べない。
ヨシガモ

マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ混群


オシドリペア

マガモ×カルガモ

早めに渡ってくる夏鳥のコチドリは3/17に3羽で初認。それから10数羽で見られている。



毎年MFで繁殖しているカンムリカイツブリは3/17に求愛ダンスを初認。3/28には縄張り争いをしているところを見かけた。



他にMF沼で見られた鳥。

オオジュリン

ミサゴ

コチョウゲンボウ

トビ

次にMF干潟。

3/4から見られていたハチジョウツグミ♂1wは、3/31まで見ることができた。
いつも同じ木に止まっていたので、いれば見つけるのは簡単だった。
3/25

3/28

3/31

干潟奥の湿地では、マガモ×カルガモ♂雑種が2個体見られた。

他に見られた鳥。

オカヨシガモ

オオタカ

ツグミ


ハシボソガラスが割ったクルミのおこぼれをありつくハクセキレイ


シロチドリ

ベニマシコ

風神カワウ雷神キジバト

ヒバリ



オオバンにびびるクイナ。美しき大胸筋。

まとめ。
狙いだったシマアジ、ホウロクシギは少し時期が早く見ることができなかったが、季節の変わり目を感じることができて良かった。
残念だったのは期待していたシギチがコチドリとシロチドリしか観察できなかったこと!これからシーズン本番なので、色々見られることに期待!