2007.10.29 /
10月ももうわずか、高田公園の木々の雪囲いも始まりました。
最近、寒さをあまり感じなくなりました。一時より気温が高くなったわけではなく、気温に体が慣れてきたのでしょう。特に晴れた日は少し熱さを感じるくらい暖かく過ごせます。
と言っても、やはり暖房の準備はしなければなりません。
今日は「薪ストーブ」の効果、良さを考えてみたいと思います。
やはり炎は見た目において暖かさを感じさせてくれます。
部屋の照明を少し落とし炎を見ているとなんだか心まで温かくなってきます。
暖かいところには家族が集まり、家族の会話が弾み、家族の笑いが出て、家族の和が増します。
薪ストーブは家の躯体を暖め、家を芯から暖めろ効果があります。
これは、輻射熱により床や壁や天井に熱が伝わっていき、家の中の空間を包み込むように暖めるからです。
設置する位置は家の中心に近い部分が一番効果的と言うわけです。
また、最近では外壁にダクトを付け燃焼室へ外気を取り込む機種が出てきて、ポピュラー化しつつある高気密住宅に対応してきています。
気になるのがコスト面です。
ホームセンターなどで販売されている3万円位の物から輸入品の50万円位までありますが、一つは燃焼効率と熱効率に大きく差が出ます。
要するに、燃費がいい(同じ燃料でも火持ちがいい)、灰やすすが少なくなると言うことです。
また、燃料は主に広葉樹とされていますが、針葉樹(高温で燃えやすく火持ちのしない、灰やすすを多く出す)を使う場合は大きく差が出ます。
その燃料ですが、ご自分で林を持っている方はともかく、一般的にはやはり薪として購入する訳ですが、広葉樹は高価になります。灯油と比べるのは難しいところですが、熱量から考えると灯油の約3倍(灯油が今の価格が続くと考え)と言われています。
それに対し、針葉樹は灯油と同等くらいになります。火持ちがしない分多く必要になりますが、一般的は火起こし用として使われることが多いようです。
設置の際には壁や床の材質、距離、煙突の高さなどに基準(日本暖炉ストーブ協会)がありますので、詳しく知りたい場合には専門業者に相談されることをお勧め致します。
本体・煙突・工事費で約100万円と言われますので、ちょっと贅沢な暖房器具ですね、興味のない方は首をかしげるでしょうが、私は何時かほしいな!
只今建設中の「薪ストーブのあるカントリー風」住宅は後日紹介いたします。
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