2007.8.20 予想最高気温 30℃ 天気予報だと
のはず、今は晴れて暑いです
さて、今日は基礎断熱についてのお話です。
外気の暑さ寒さを遮断するには断熱材で屋根・壁・床方向に家全体をスッポリ覆うことになる訳ですが、床方向の断熱方法はどんな方法がとられているのか?
大きく分けて2種類の方法がありますので簡単ですが説明します。
床断熱(左)・・・床下の通気性を確保する場合に行なう断熱方法で床面下の根太間に断熱材を施工します。
基礎断熱(右)・・・床下を密閉した場合に行なう断熱方法で基礎の立ち上がり部分と土間の一部に断熱材を施工します。
床断熱は日本の伝統的な構造からきたもので、土台や柱を腐朽やシロアリの害から守るために基礎に窓を開け空気の流れを作り湿気を溜めない構造の場合に用いられる方法です。
それに変わり、最近「高気密・高断熱」の家が増えてきています。
基礎断熱はその高気密性を確保するために基礎部分も外気と遮断し、家の室内と同環境にすることを目的にしています。当然土台や柱に湿気が溜まることも無いため腐朽やシロアリの害にも強く害虫の侵入も防げます。また、地面温度は1年を通して15~20℃と安定していることで、地熱により夏は涼しく、冬は暖かな室内環境を作り出すことが出来ます。
反面なんらかの原因(給排水の漏れ、洪水などによる水没)で水が浸入してしまった場合は排水や湿気の除去が難しいと言う欠点もあります。
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