tea bowl blues

益子の陶芸家、太田幸博
のやきものとbluesのある日

夕焼け窯 初窯

2016-06-25 23:00:07 | Weblog
6月19日(日)、夕焼け窯の初窯でした。

1日で焼ける効率のよい窯という事ですが、
初窯なので、念のため前日、18日から火入れしました。



適当にあぶって、19日の朝7時から再開。



松薪を1輪ずつ、くべて行くと、ほどなく煙突にも炎が通ります。



順調に温度が上がって行きましたが、
自分の登り窯焼成の癖で、オキが溜まる焼き方をしてたら、
3時ぐらいから、小康状態になりました。
6時を過ぎても、温度上昇に変化が無いので、
いざとなれば、横くべして温度を上げようと考えましたが、
ちょうどその時、窯設計者の川尻浩史さんが様子を見に来て、
焼き方を指導してもらい、大口の入り口だけで薪をくべる方法に変更。
まもなく高い煙突からも炎が噴出し、温度も除々に上昇。



娘にも手伝ってもらい



午後9時に無事終了。



2日間冷まして、窯出し。



今回の窯は、すべて注文の粉引茶碗だったので不安でしたが、
結果は、期待通りの粉引がとれました。





窯変茶碗も、とれました。



初回は様子が判らず、予想より時間が掛かりましたが、
焼成方法も判ったので、次回はもっとスムースに焼けそうです。
しかも、設計通り、窯内の上下、前後、どこでもロスなく焼けそうです。
火前で、灰かぶりにすれば焼〆も可能。
大口から、薪投入だけなので、体力的にも楽ちんです。

次回が、楽しみになりました♪




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