Toot Blues

Toot Blues


最近のｙｏｕｔｕｂｅは、動画の時間制限がなくなり
長編の映画も自由に観られる様になりました。

おかげで、子供の頃からずっと観たいと思っていたロボットのロビーが出てくる
「禁断の惑星」の続編的な　The Invisible Boy (1958) も
最近とうとう観てしまいました。
内容はぜんぜん大した事はないんですが、ロビーが見られただけで満足です。

Ｂ級ＳＦ映画は、かなりｕｐされていて夢のような充実ぶりですが、
ｂｌｕｅｓの映画も探したら、素晴らしいものがありました。

ｔｏｏｔ　ｂｌｕｅｓ　というドキュメンタリーで、
全然知らないブルースマンばかり
どんどん登場します。

しかもジョージグネさんの出身地のノースキャロライナが中心のようで、
ノースキャロライナのブルースマンなんて、ブラインドボーイフラーとか
ソニーテリー＆ブラウニーマギー、ブラインドブレイクもそうかな？
あたりしか知らないのでビックリ。
しかもカントリーブルースマンがいっぱい。

変なモコモコ帽子のGuitar Gabriel、でっかい白蛇を巻いてる Willa Mae Buckner、
バリバリ、ギターを弾きまくるオバサン　Beverly 'Guitar' Watkins
船長帽子の　Captain Luke、王冠の帽子を被ったワンマンバンド、 Adolphus Bell
などなど、やたら個性的な人ばっかり。

こういう人たちは、とっくにいなくなったと思っていたら
この映画、２００８年の作品でつい最近の作品です。
皆さんご高齢ですが、まだまだ元気にダウンホームブルースを聴かせてくれます。

Tim Duffyという人が、Music Maker Relief Foundationという
アメリカの音楽の伝統の保存の為の公共慈善団体を作っていて、
埋もれたブルースミュージシャンを支援しているという事で
この映画が制作されたようです。

TOOT BLUES

もう本物のブルースマンは、ニューオリンズとかロスとか以外
ほとんどいないと思っていたら、ノースキャロライナ周辺にこんなにたくさん。
という事は、アメリカ全土にはまだまだ未知のブルースマン＆ウーマンが
大勢、存在しているという事で感動しました。

こんな素晴らしい作品を無料で観せてもらえるなんて、
こういう点ではありがたい時代になりました。

ネイザン イングラム さん急逝

ジョージ グネ＆ネイザン イングラム 枯葉











昨年、１１月１２日、グネハンドクラフテッドで開催された
２０１１ハーベストフェスティバルに、福島から参加していただいた
ボーカリストのネイザン イングラム（Nathan Ingram）さんが、急逝されました。

場所は活動拠点だった福島市のスタジオとの事です。
ジョージグネさんにうかがったところでは、心臓マヒだったようです。
まだ６１歳の若さだったので、大変残念です。

私は１０年ほど前に、グネさんのお宅で初めてネイザンさんにお会いしました。
その時、一曲セッションさせていただいたのですが、
洗練されたソウルフィーリング溢れる歌唱で、大変素晴らしかったです。

東京、宇都宮、福島などのゴスペルコーラスの指導や
ボイストレーニングをされていると伺いました。

ジョージさんとは長い間、親交されていたので
昨年のハーベストフェスティバルには、
福島市からわざわざ訪ねていらっしゃいました。

その時、飛び入りで２曲参加していただいたのが、この映像です。
カメラが残念ながら固定のため、ネイザンさんの姿があまり映っていないのと、
画質が非常に悪いのですが、
ジョージさんとの掛け合いや、ボイス・トロンボーンなど、
大変、印象に残る素晴らしいパフォーマンスを披露していただきました。

次回は何曲かリハをして、ご一緒したいなあと思っていたのですが、
これが最後になってしまいました。

ご冥福をお祈り致します。

益子さんぽ市 ２０１１

益子さんぽ市 ２０１１


昨年の益子さんぽ市の記録ビデオを制作しました。
ご協力下さったみなさん、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

益子さんぽ市　
ましこ陶の里・道祖土　第３回　ｇａｌｌｅｒｙ　ｗａｌｋ　２０１１

２０１１年９月１７日から１９日の３日間、
全国から１４０展のアーティストが集まって開催された
益子のクラフトフェアです。

○ステージパフォーマー
DPL　高校生ジャグリング部　クリボボ　コカリナ　ごんべいさん大道芸　大岩利明バンド　ミーナ　
ホットブラッドブラザース　ホットブラッドシスターズ　ジョージグネ＆クラフターズ
リデ　マーフェイ　鳴神　ファイブライン

２０１１年９月１７日(土）～１９日（月）
栃木県益子町　共販センター北側駐車場と里山通り周辺
主催／陶の里・道祖土 益子さんぽ市　実行委員会
益子さんぽ市

今年の鳴神は

今年は、７年前に鳴神のドラマーだった金木国雄さんが帰国します。

写真は、年末、ロスのカウントダウンライブに出演した金木さん。
キーボードは、フレディーキングやジョンリーフッカーなど、
有名ブルースマンのバックを長くやっていたディーコンジョーンズ氏。

こちらの写真、中央は、ロスのザディコバンド、マッドバグスで
１２月にギグを行った際の金木さん。



彼の２月の帰国に伴い、私、池上暁生さん、石川光一（ピカ）さん、金木国雄さん
の４人で７年前の鳴神４ｍｅｎを再結成する事になりました。

とは言っても、陶芸家バンド３人編成の鳴神は、今後も変わらず活動します。
陶芸家バンド鳴神は、カホーンとエレアコベース、ギターのゆるいサウンドなので、
ちょっとフォークタッチのほのぼのとした感じが特徴ですが、

鳴神４ｍｅｎは、とにかく長くロスの黒人街でプロのドラマーだった金木さんと
宇都宮のライブスポットやジョージグネ＆クラフターズのベーシストとして
実力は折り紙付きの石川さんのリズム隊なので、
かなり本格的なｂｌｕｅｓ　サウンドに成る予定です。
私も金木さんには、ずいぶん本物のリズムを教えてもらっています。

どちらもサウンドが異なりますので、
今年は楽しみが増えました。

鳴神４ｍｅｎで、お会いする機会がありましたら、
どうぞよろしくお願い致します♪



もちろん本業の陶芸も頑張ります。