ハーベストの写真

ハーベストフェスティバル２００７の写真を編集したコピーを
頂きました。

ワンステップフェスティバル

ウッドストックを見てたら、日本でもウッドストックを模したロックフェス
があったのを思い出しました。
７４年８月、福島県郡山市開成山公園で開催されたワンステップフェスティバル。
何日か開催されたようですが、私は最終日のみ行きました。
ヨーコ・オノ&プラスチック・オノ・バンドが目的でした。

当時、大学生で夏休みに盛岡のジャズ喫茶でアルバイトをしていた私は、
店長に「オノ・ヨーコと一緒にジョンレノンも来るらしいよ。行く？」
と言われ店の常連客数人と２台の車に分乗して、深夜、盛岡を出発しました。
一般道を走ったので、郡山に着いたのは翌朝明るくなってから。

会場付近に着くと、すでにヒツピー調の若者が多数集まっていました。
会場は陸上競技場で競技場内にステージが組んであり、観客はフィールドに
じかに座るという感じです。ウッドストックとはだいぶ雰囲気は違いますが
それでもこんな大規模な野外フェスは初めてで、それも郡山でというのが
画期的な出来事でした。

当日の出演バンド全部は覚えていませんが、サディステックミカバンドの演奏が
抜群だったのは覚えています。多分、イエローも出てたと思います。
あとヨガの集団のパフォーマンスがあったり、飛行船が飛んで来たり。
そうしている間に、「ジョンレノンが羽田に到着してこっちに向かっている。」
という噂が場内に流れ、フェスへの期待は更に大きくなりました。
夕方になって、期待のプラスチック・オノ・バンドが登場し、
バンドが２曲位演奏。ドラマーにジムケルトナーを擁したバンドの演奏は最高！
他にも有名ミュージシャンが入っていたようです。

更に期待が膨らむ中、内田裕也氏のＭＣでオノヨーコさん登場！
当時、オノヨーコさんの歌には賛否ありましたが、
今ならハードコア系の先駆者のような感じがしますが、
完璧なバンドの演奏の中でオノヨーコさんの歌だけ違う世界なので
やっぱり理解出来ませんでした。
それでもパンティーを何枚も観客に投げるパフォーマンスで盛り上がり
とうとうフェス終了。結局ジョンレノンは現れませんでした。

出演者には無かったので当然でしたが、オノヨーコさんと言えば
お忍びでジョンも一緒に来るのだろうとみんな期待していたと思います。
また夜道、盛岡まで長距離帰り、車中いろいろ話したと思いますが、
フェスに参加した事は良い思い出です。

ウッドストックから５年も経っているので、愛と平和という感じではありません
でしたが、当時の郡山の主催者は、多分金銭の為にやったのじゃなかったの
だろうから、精神的には同じだったかもしれません。

現在の大型フェスに私は行きませんが、娘は今年からサマソニなどに行く様に
なりました。入場料も高いのでキチンと商業化されていますが、
娘は最高に盛り上がったみたいです。
毎年いろいろなバンドが多数来て、各地でフェスが開催されていますが
７４年のワンステップフェスティバルが日本のフェスの原点だと思います。

クリスマス

きょうイブなので、クリスマスリース。

東京の友人制作のもので、横浜の港北東急S.C.の生活実感工房で
販売して好評だった様です。

ウッドストック

Ｇｙａｏというネットテレビで「ウッドストック」を久しぶりに見た。
６９年の大ロックフェスティバルのドキュメンタリー映画。
７０年の公開以来、何十回も見た。ＤＶＤも持っている。
今はＹｏｕｔｕｂｅで検索すると未公開だった映像も見られるようになった。
ｗｏｏｄｓｔｏｃｋの文字を見つけると、つい反応してしまう。
何度見てもどのシーンも毎回感動する。初めて見た高校１年生の時はテンイヤーズ
アフターとジョーコッカー、サンタナに感動したが、東京の名画座で見た時は
スライ＆ファミリーストーンとカントリージョーに感動した。
リッチーヘブンスもザ・フーももちろんジミヘンもすばらしい。
今はヒッピーのような観客やべセルの町の人たちにも感動する。
ベトナム戦争を時代の背景として、愛と平和をみんな求めていたし
もしかしたら音楽でそれが実現出来るんじゃないかと本気で信じていた頃
の映画だ。

その後のワイト島やＲストーンズのオルタモントなど、ウッドストックの様な
理想郷は無く、ロックも商業化されていったが、
今でもウッドストックの精神は自分の原点だと思う。
今日もまた気持ちがリフレッシュしました。

バグダッド バーニング

鳴神で演奏している曲に「バグダッドバーニング」というのがある。
オリジナルなのだが、イラク戦争が始まった４年前から演奏している。

「Baghdad Burning」はバグダッド在住のイラク女性、リバーベンドさんが
現在のイラクの生活を綴っているブログの名前だ。
日本のニュースではすっかり伝えられる事が無くなったイラクの現状が判る。
イラクの現在はますます不安定で危険だ。
リバーベンドさんの住むバグダッド周辺も不穏となり、
とうとう９月、隣国シリアに難民となって脱出した。
ブログ更新もめっきり減ってしまった。
今は無事でいるのだろうか？

先日、レンタルで「トゥモローワールド」という近未来ＳＦ映画を見た。
世界中で子供が生まれなくなり、人々は未来の希望を見失い秩序が崩壊し、
内戦状態になるという内容で、市街戦の描写がリアルで恐ろしかった。
リバーベンドさんのブログに描写されるバグダッドの情景と重なる。

自分も何か言いたくて「バグダッドバーニング」を作ってみた。
イラク戦争は我々の生活にも日に日に重く暗く影響して来ている。
プロミュージシャンでは無いので、それで誰に何か伝わると
いう訳も無いのだが、自分ももう半世紀生きているので
やりたい事はやってもいいだろう。
聴いてくれる人が少なくても伝えたい。
リバーベンドさん達がまた平穏だったバグダッドの生活に戻る日まで
忘れないよう演奏しようと思う。

リバーベンドさんのブログ
バグダードバーニング

益子駅クリスマスコンサート ５

シャオさんとベースの栗原さんがギターで参加している
マツシマヒデキ with Bowl Rooms のマツシマさんを交えて
最後に記念写真。

益子駅クリスマスコンサート ４

益子駅にＳＬで到着したサンタさん達とＭＣのお姉さん。
これから益子の子供達にプレゼントを配ります。

ＭＣのお姉さんは司会も達者で歌も上手い。
商工会青年部のどなたかの奥さんかなと思うけど
以前はそういう仕事をしていたのだろうか？

益子駅クリスマスコンサート ３

ステージ上の鳴神メンバー。

益子駅クリスマスコンサート ２

変身中のマシレンジャー。
益子オリジナルのヒーローキャラクター。
毎年ストーリーが凝って来て、みんな演技力もあり
すばらしい。

益子駅クリスマスコンサート

きょうは年末恒例の益子駅クリスマスコンサートでした。
「鳴神」は企画が始まった当初から呼んで頂いているので、
もう７年ぐらい演奏しているかもしれません。
主催の益子町商工会青年部の方たちは、少しずつ若い人に変わっていますが
それでも毎年呼んでくれるので本当にうれしい。

サンタを乗せたＳＬが益子駅に到着するまで
クリスマスソングを含めて５曲演奏しました。

写真はシャオさんのブログから提供して頂きました。
シャオさんのブログは
ウソつき日記
です。