tea bowl blues

益子の陶芸家、太田幸博
のやきものとbluesのある日

もみ灰つき

2009-08-16 13:14:47 | Weblog
益子では以前、糠白釉という白い釉薬を多く使っていました。
その中でも私の師匠の成井恒雄氏の糠白釉は特に白く美しい色が出ていました。

他の産地ではわら灰を使った白釉の方が一般的だと思いますが、
益子は米の籾殻を使った糠白釉が伝統釉です。

秋、米の収穫後に田んぼで焼かれている籾殻の灰を分けていただいて
臼でつく。そのあとすいひして沈殿したものが糠灰(もみ灰)です。

糠白釉は私は一部にしか使いませんが、並白釉(透明釉)その他にも糠灰は
使うのできょうはもみ灰つきです。
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土灰漉し

2009-08-15 23:30:07 | Weblog
きょうは午後から土灰漉し。

登り窯の灰やストーブ、お風呂の灰を取っておいて
それをすいひして荒いフルイ、細かいフルイと順にこしていく訳です。
丁寧にやれば、最後の桶に沈殿した良い土灰が取れます。

単純だけど、やたら時間が掛かる作業なので
年に何度も出来ませんが、土灰の残りも少ないので
きょうは決心してやりました。

あすはもみ灰をこします。

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素焼き終了。

2009-08-15 11:15:15 | Weblog
昨日、登り窯素焼き終了しました。

まだ作りは終わっていないので
中身はすかすかですが
そろそろ素焼きの時期になったので
窯の湿気抜きも兼ねて焼きました。

今日はこれから土灰漉しです。
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