お昼には雨風共に強く、
台風なみの激しさでしたが、
午後には一変、太陽が出て来ました。
でも、夕方には又雲が・・・
「先哲遺訓」
堺屋太一さんと渡部昇一さんの対談が有ります。
その中に、常日頃私が思っていた事と同じ事が語られていました。
「戦後の日本の若者の気力が我々の時代より乏しいのは、
要するに、日教組によって日本は悪い国だったと教え込まれたことが大きいと
思うんです。」
日本が悪い国だと決めつけたのは、
公式には東京裁判だけです。
ところが、朝鮮戦争の後に呼び戻された
マッカーサーはこれに反して、
上院の軍事外交合同委員会という公の場で、
東京裁判での東條英樹の最終弁論と同じ趣旨の事を言っているんですよ。
要するに、アメリカが日本の資源調達の道を遮断したため、
あのまま行けば日本では一千万人規模の失業者が出る恐れがあった。
従って、
「Their purpose,therefore,in go-ing to war was largely dictated by security.」
(彼らが戦争に突入した主たる動機は、自衛のためだった)
と、マッカーサーは公式の場で証言している。
ところがその頃の「朝日新聞」を見ますと、
マッカーサーの証言自体は載っているんですが、
肝心の「自衛のためだった」という部分だけが抜けているんです。
と云う一文が載っていました。
これは一部分だけですが、
この事を私は常々声を大にして言いたかったので、
引用させていただきました。
教育とマスコミによって如何に国民を扇動してきたか、
如何に愛国心を衰退させて来たのか。
その元凶だと思っているのです。