超高層マンションから中層階のマンションに引越しましたが西日が凄くて、ただでさえ異常が通常になりつつある気象状態。来年の夏はこのままでは全滅になりそうです。
それまでに避難場所を作るつもりで契約しましたが、うまく行くかどうかはやってみないと分らない感じです。
超高層マンションから中層階のマンションに引越しましたが西日が凄くて、ただでさえ異常が通常になりつつある気象状態。来年の夏はこのままでは全滅になりそうです。
それまでに避難場所を作るつもりで契約しましたが、うまく行くかどうかはやってみないと分らない感じです。
前に植樹後の経過報告が見つからないと書いたが育樹をキーワードにすると、まだ数は限られているが多少は見つけることが出来る。
昨年、今年も植樹をしている団体に寄付をした。
関東地方の潜在自然植生を学んでいる時にタブノキやシラカシなどは何度も見かける樹種ですが、この方法なら簡単に近くの代表的な樹木を見に出かけられます。
選択する範囲によって結果が若干異なるようです。地図をドラッグしてズームアップしたりすると「このエリアを検索」と地図上に表示されるのでクリックで情報が更新されて違う場所が出てきたりします。最初からやる場合は、グーグルで普通に検索し検索窓の下のメニューで”すべて”ではなく右のほうの画像、動画にならんでいる”地図”を選択すれば下の表示が得られるでしょう。
最近は一般社団法人千葉県造園緑化協会のサイトに前に書いた九十九里浜、法人の森(横芝光)のフォローアッププロジェクトというとても良く作られたレポートに感心したり、youtubeで令和4年度自然環境保全センター事業報告会 プログラム3「県有林における人工林整備」、開拓された知床の離農地を森に戻す取り組みの説明(ボランティアさんへのレクチャーの様子)などの動画を何回も見直しています。
後で詳しく紹介したいと思いますが仕事が忙しいので何時になるか分かりませんが数年前のガッカリした状況とは違ってきているように思います。
やっと見つけた宮脇方式植樹を実践されている団体です。
歴史があり情報開示もしっかりしているみたいです。
被災地にも実際に苗木を提供しているようで、苗木やどんぐり育苗キットも販売されています。苗木の出荷実績は2009年から毎年あるようです。
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社会福祉法人の財務諸表等電子開示システムによる進和学園の情報
YOUTUBEの動画
https://www.youtube.com/watch?v=q_MDVgQ97cE
進和学園の関連会社の株式会社 研進さん「どんぐりブラザーズ」のページ
http://www.kenshin-c.co.jp/inochinomorizukuri/naeginosaibaiitaku
今年はいきなり暖かくなりました。新しいマンションに引越して高層なので風は強いですが陽射しがあり、寒いうちは風除けをしておいて気温が上がったら日当たりに出すと咲き始めました。
2月上旬位から咲いてはいましたが暖かくなると元気があります。
咲き終わったら雌しべを取り蕾がないところは枝の剪定もしています。
春分の日が過ぎたら植替えもできるでしょう。肥料のマグァンプが切れているのでホームセンターへ買いに行かなければ。
その時にまたゼラニウムを買うかもしれません。今度の場所は冬でも咲き続けました。
マガァンプを買ってきました。水で溶けだして効果が出るのにはしばらくかかるようです。ハイポネックスという液体肥料は普段でも規定量の数分の一にして水遣り代わりにやっても大丈夫の様です。これは気が向いた時に入れています。
ゼラニウムも買ってきました。前に買った新種のゼラニウムは夏の過湿で枯らしてしまったので今年は再挑戦です。ずいぶん昔から育てていて手間が掛からず四季咲きで温度が高ければ冬でも咲いていてとてもいい感じです。カルシウムを欲しがるという事なので苦土石灰を植替えの時に与えています。
知人がもうずいぶん前だが2重サッシにリフォームした。
近隣の音がうるさいのでカーテンを厚くしたりサッシにフィルムを張ったりしていたらしいが万策尽きてリフォーム会社に相談したらしい。
アドバイスでは音は静かになるしエアコンの効きが良くなりますよとの事だった。
今あるサッシはそのまま。
工賃も数万円でやってみる価値はあるとしたらしい。
結果、大変満足しているとの事。
近隣の騒音も少なくなり冬は快適。
自分も検討する価値はあると見た。
因みに工事はその日に出来上がったそうだ。
ずいぶん前から植樹関連の行事に参加したり寄付をしたりしているが、すでに書いた通り植樹はすれども、それ以降の経過報告がずさんで、かなりガッカリしている。
最初はリタイアしたらツバキの山を作りたいと考えていたが、宮脇式の植樹を参考に田舎の山でも買って木を植えてみたくなった。ここで問題なのが地元の林業関係者に受け入れてもらえるかだ。
買った土地で林業を営む人たちに迷惑をかけるわけにはいかない。それに杉などで生計を立てている場合、意見が衝突して問題が出るだろう。
テレビを見ていたらCWニコル氏が黒姫に再生林を作ったのは知っていたが、地元の林業関係者が協力していたのは知らなかった。その方は従来の樹種を植えるのならば協力しなかったと言っていた。
番組を見ていたら何となく自分がやろうとしていた事と似ているようだ。アファンの森というらしい。理念には賛同できる。今年はこちらの方へ寄付をするかもしれない。
ただ自分としては独自のプロジェクトをやっていきたいので、今後は包括的に様々な事例を参考に行動したいと思っている。
たまたま下記の事業を見つけて見てきましたので読んでみてください。
過去に書いた上の関連記事
海岸の植樹後の報告で常緑樹の活着がなかなか難しいとの記事を読みました。そう言えば植樹にも参加しましたが自分が宮脇式のその後のフォローをあまりしていないのでどう調べるか試してみましたが「植樹地だより」というキーワードである程度調べられるようです。
参加した植樹祭や宮脇式のその後を探してみましたが全体的には残念という印象です。このようなものはすぐに見つからなくてはいけないと思う。日本人は事後の評価、分析がとても苦手、いわゆるやりっ放しで植樹前の動画はあっても植樹後のはほとんどありません。自治体のレポートも同様で、植えたら終わりではないはずです。何処のという訳ではないが写真の掲載点数も少ないし本当にうまく行っているのだろうか。横芝光のように上手く行かなかった事例も積極的に開示してほしいものです。
自分も植樹祭に何回か行っているがその後の報告は毎年あってもいいのではないだろうか。
とても良い見本があった。
東京都港湾局の「海の森の森づくり ~経過報告~」
モニタリング調査と言う事で植栽だけでなく生態系全般について報告している。ここまでやってくれれば、ありがたいと思う。ただ現在進行形ではないのが残念。
平成22年
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/seisakujouhou/h22/saisakujouhoupageindex8.html
平成25年
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/seisakujouhou/h24/sesakujyouhoupageindex10.html
植樹祭 経過報告 2018年10月現在、検索でヒットするのは僅か22件で本題に関係するリンクは殆どないに等しい。以前書いたフォローアップというキーワードでもあまり引っかからない。
千葉県山武郡横芝光町の千葉県造園協会の森(海岸の防風林の再生)
ここに初めて行ったのは1960年代の事。松でできた防風林はとても見事だった。当時は海岸にゴミも無く素晴らしい景色だった事を覚えている。
それまでに何回か昔を懐かしんで出かけてはいたが2012年に行ってみると、恐らく津波の被害で松林は真っ赤に枯れていた。
そして2017年に行ったら横芝光町千葉県造園協会の森というのを作っていて海岸の防風林の再生をしているようだった。そこで感心したのがこのサイトの前の記事に書いたように宮脇式なのかタブノキ、マテバシイ、モチノキ、ヤマモモ、ウバメガシなどを植えている事だった。この樹種の選択は本当に素晴らしいと思う。とにかく上手くいく事を願っています。
宮脇 昭 「いのちを守る300キロの森づくり」 生命のかたまり 椿島 浦安市の高洲海浜公園の植樹祭の動画
2012年の千葉県山武郡横芝光町の海岸の防風林の様子
2017年の千葉県山武郡横芝光町の千葉県造園協会の森の作業の様子 タブノキ、マテバシイ、モチノキ、ヤマモモ、ウバメガシが書かれている。うまくいったらもっと大規模に行ってもらいたい。
詳細はこのページの下へ向かって順に書いてありますが、ここの章では簡単な説明に留めます。関東地方のビルのベランダなどを想定しています。(専門家ではありませんので他の詳しいサイトも参照してください)
まず通販などでツバキを買います。西王母などは関東の私の家でも11月から12月に咲くのでとりあえず1鉢は欲しいです。他にも数種類揃えましょう。6月に梅雨入りしたら買ってきたポット苗から一回り大きな鉢(ポットと縦横比の同じような普通の鉢)へ植え替えます。黒くなって枯れた根は軽く取り除き腐葉土を混ぜた赤土などに植え込みます。用土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出る位水やりをします。これを1年中繰り返します。3月の彼岸過ぎから成長が活発になるので2月中旬ごろにマガァンプKの小粒という肥料を土の表面にまきます。置き場所は明るい日陰(直射日光に当てない)がいいと思います。
一回り大きな鉢に2年ごとに植え替えるぐらいの方が根鉢(植木鉢の格好をした根の塊)の細根が密集した理想形になるのでお薦めですが手間がかかります。とりあえず気楽に楽しむ事を目的として、鉢の表面から竹箸などを刺して根が詰まってくるまでは植え換えない方法でいいでしょう。、5年後に自分にツバキ栽培が向いていると確信したら本格的な栽培に挑戦してください。最初の数年は気合が入っているので鉢数もどんどん増え、手に負えなくなったり、剪定のしすぎでかえって花数が少なくなったりと失敗が多いです。とにかく3月ごろが普通のツバキの開化期なのでそれを楽しみに1年間綺麗な葉を育てる事を目標に栽培します。
小さい苗だと鉢の大きさがまだ足りないので私のようにビルの屋上とか日差しの強いベランダなど乾きすぎるところでは水切れで枯れる心配があります。このような時はもっと大きな鉢に植えてもいいかと思います。
花のつぼみは一枝にいつぐらいにした方がその後の成長の為にも良いので付きすぎた蕾は枝元の方へゆっくりと倒すようにすると安全にとる事ができます。安全と言うのは蕾の脇にすでに葉芽ができていてこれが大切だからです。ツバキには直射日光と冬の強い風は当てないようにしてください。品種によりますが多少暗くても京都の社寺のずいぶん暗い庭でも咲いていますから大丈夫。
花が散ったら膨らんだ雌しべは結実するので切り取ります。普通は剪定と植換えはこの花後に行いますが数年間は何もせず、このままでいいでしょう。
水を張ったお盆(水盤)に落ちた花を浮かべておくたいへん長く花を愛でる事ができます。花が雨に濡れたり、水やりの時に花びらに水を掛けるとダメージを受けるのに、水盤に浮かべると長持ちするのは不思議です。
自分としては10号鉢で樹高1メートル程度をとりあえずの目標としていますが、そこまで行くのはちゃんと植え替え剪定ができるようになってからです。最近は大き過ぎると感じているのでもう少し小さい方がいいでしょう。
こんな感じでおおらかにツバキ栽培を楽しんでください。私は専門家ではないので他に詳しいサイトがいっぱいありますのでそちらも是非参考にしてください。
ちなみにお茶の木は椿属です。育てていると品種によってはそっくりです。もうやめてしまいましたが茶の木も育てていました。茶をいれて飲む事はしませんでしたが葉を揉むといい茶の香りがしました。
大雑把に言えばツバキとサザンカはほとんど一緒です。山茶花(サザンカ)の多くは冬の花の少ない時期に咲きます。木へんに春と書く椿は3月ごろに咲くものが多いです。
水盤に浮かべたツバキ
ここの記事は参考程度に留めてください。自分は趣味で育てているだけなので、まず専門家のサイトや本を読まれる事をお薦めします。
下に向かって順次解説されています。各章の順番が変わらないようになっています。
近況や雑感などの最新記事はページの最後の方です。一般的なブラウザーではキーボードのhomeでページの先頭、endキーでページの一番最後へ飛ぶようになっています。
ツバキの水遣りと肥料 (2018年3月追記)
水遣りは表面の土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいタップリ潅水します。椿の根は空気を好むらしく、いつも土がぬれていると腐ってしまうらしい。もちろん枯れさせないようにするのが第一なのでカラカラは禁物です。迷ったら水遣りしてしまいましょう。もちろんその後は普通通りの潅水にします。花が咲くころは多めにあげたほうが花弁がしっかりとするらしいです。
今年は肥料を施していますがやはり目に見えてつぼみ等の生育が良いです。(2011年 追記) 鹿沼土と日向土を用土にしているときは特に肥料を施さないと生育が悪いような感じです。腐葉土も栄養豊富なのですが根詰まりを起こすらしいし研究中です(2010年 追記)
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肥料は2月、3月頃にエードボールなどの窒素分が普通にあるもの。9月頃にはカリの多いマグァンプKの小粒をやります。マグァンプKだけでもよいです。肥効は3ヶ月程度続けば十分。鉢土の表面に適量をまくだけでいいと思います。用土に混ぜると書いてあっても上に置くだけでいいです。その方が根をいためにくいらしいです。特に夏場に肥効が残っていると根を痛めるとのこと。ただ用土に雑草の根などがあると栄養を吸収して繁茂しますので抜くのが大変です。少しだけ土をかぶせたらいいのか考慮中です。肥料をすぐ効かせたいとか足りない分を補給したいときは、根を傷めにくい液体肥料(ハイポネックスなど)を規定量の半分の濃さにして、しばらくのあいだ水遣り替わりに施してもいいようです。
芽や蕾が生長するには温度の変化が必要らしい(芽は10度->20度、蕾は20度->10度への温度変化?) 芽出し肥(寒肥)といって3月頃にやる肥料が一番大切。
マグァンプKは窒素分が少ないのでやりすぎて花つきが悪くなるなどの悪影響が出ることは少ないと思います。(これはツバキの種類による)しかし肥料はどんな物でも施しすぎは絶対に禁物です。根がやられて枯れてしまいます。もし肥料をやりすぎてしまったと思ったら用土を新しいものと交換したほうが無難です。この肥料やりすぎの判断ですが、根の様子を観察します。鉢から抜いて土を少し落とします。元気な根は乳白色をしていますが、肥料当たりをしたり根腐れしていると黒っぽくなります。黒い根は腐っているので軽く取り除いて新鮮な用土に植えます。肥料あたりではなくても根腐れして黒くなっていることは多いですが・・・。
ツバキの鉢と用土 植替え
目標は細かい乳白色の根をいっぱい育てることです。下はいま読み返してみるとずいぶん乱雑な文章ですが、とにかく細かい根っこがいっぱいの根鉢を作ること。根鉢とは根と土が一緒になった塊です。要するに植木鉢から椿を抜いた時の根っこの塊の事です。
細根はとても大事で、人間の小腸周りの毛細血管と同じで栄養を取り込んで全身に送る器官です。太根は大動脈で栄養を運ぶ輸送路ですね。要するに太い根は小さい植木鉢の時はほとんど無い位かとても短くていいと言えます。考え方としてはこんな感じです。
夏の植替えはやらないほうが無難(2012年追記)
用土の種類を変えたのも悪かったかもですが、遮光を十分にしても葉がずいぶんやられてしまいました。やはり秋分の日を過ぎて涼しくなってからのほうが無難です。もちろん最適期は梅雨入り直後かな。
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目標は早く鉢いっぱいに根を伸ばすことです。根っこが鉢いっぱいになったものを根鉢といいます。
お勧めはプラスチックの鉢です。自分は100円ショップのものです。サイズは株の大きさによります。鉢の形は幅と高さが同じくらいの標準的な鉢です。乾き方が重要で、これは鉢の材質、形状、用土と置き場所の関係で決まります。一番普通なのは5号鉢くらいで鹿沼土、日向土(桐生砂でもOK)の中粒、小粒の等量混合です。でも、そんなにこだわらなくてもそこら辺の赤土に腐葉土を混ぜても問題なく育ちます。浅い鉢は乾きやすく深い鉢は乾きにくいです。素焼鉢は細かい穴があいていて空気、水共に通し乾きやすいです。(しっかり管理すれば生育が良いが用土は乾きにくいものを選んでバランスをとる方が良いかも)陶器の鉢は釉薬でガラスコーティングされているので乾かないです。色々試してみてください。
用土がなかなか乾かないと根が伸びようとしないので発育が悪いみたいです。やはり理想は水はけが良い用土で表土が乾いたところに水遣りをするというサイクルが元気な樹を育てます。植物に対して鉢が大きすぎると下の方の土がいつも湿っていて根がなかなか伸びません。植物は育つのにちょっと厳しいぐらいの条件がベストのようです。過保護は良くないみたいです。
用土は今まで育てた感じで、5号鉢までなら、やはり日向土と鹿沼土それぞれの用土の小粒と中粒の等量混合が水遣りを忘れても赤玉土を混ぜたものより枯れないような気がするのでお勧めします。今年は6号鉢を中粒のみにしようと思っています。(結果は良くありませんでした。2012年 追記)底にはゴロ土として鹿沼土の大粒を敷きます。4号鉢以下はゴロ土はいらないようです。最近読んだ本で、関東地方では鹿沼土に腐葉土を20%位混ぜたものが最適とありました。苗を買うとそのような用土で育てられているので今度挑戦してみようと思います。(他の用土と比べて生育にそれほど大きな違いはないように思われます。(2012年追記)
鹿沼土には軟質と硬質の種類があります。軟質の方が水持ちがよさそうですが植え換え時に崩れて水はけが悪そうなので硬質にしています。しかし硬質鹿沼土、日向土のブレンドだとビル屋上の環境では乾きすぎる感じがします。
用土は現在、赤土だけのものが多くなってきました。それも粒土ではなく普通の土です。やはりビルは乾燥しやすいのでこの方が良いようです。今度庭付きの家を借りられたのでそこに一部の鉢を置いて育てようと思っています。(2018年追記)
植替える時期は関東では3月の下旬から10月の中旬までです。梅雨明けから9月下旬までは植替えない方がいいでしょう。素人には梅雨の時期がベストで失敗が少ないです。鉢底に大粒の鹿沼土を敷きますが用土に日向土を混ぜている場合は無くても良いかも??これは独自の見解です。私はビルの屋上という非常に乾燥しやすい所だから良いのかもしれません。不要枝を適宜剪定しますが、株を大きくしたい時は一回り大きな鉢へ、大きさを維持したいときは同じ鉢へ植えつけるので根の量と葉の量を調整します。根の量は鉢より一回り小さくして、葉の量はそれにあわせる感じでしょうか。太くて長い根は切り取ります。剪定のところにも書きましたが6月以降に枝を切ると花芽も切ってしまうので要注意です。
太い根が主で細根が少ない時に太根を切ると枯れますので注意です。数年かけて徐々に太根を切詰めていくしかありません。
植えつけたあとは先を尖らせた割り箸などで根の下あたりをよく突いて隙間を無くします。これとても大事です! 私は無頓着なのでやらないときがありましたが1年後に成長が悪いなと思って鉢から抜くと空間が出来ていて根が隙間で止まっていました。イチョウなどはたくましくて隙間でも根を伸ばしますがツバキはダメみたいです。植付け後、鉢底から汚れた水が出なくなるまでたっぷり水をやります。1週間位は日陰に置きます。いつもより更に直射日光は厳禁です。
私は庭をほじくり返した細かい赤土の方が乾きが遅いので、水遣りも回数が少なくてすむので使っています。(私の育てている条件が乾きすぎるので)その後に徐々にお勧めの用度に換えていくという手もあります。上の話と矛盾していますが植物の場合は動物と違って枯らしてしまってもごめんねですみます。何でも実験してみて下さい。あと、植替えをするのが面倒で苗が小さいうちから大きな8号鉢に植えるとやはり根の育ち が悪いです。そのような状況では去年1年の結果を見ると鹿沼土+腐葉土の成績が多少良いように思われます。
その他、素焼鉢だと私の条件下では乾きすぎいてしまいます。100円ショップのプランターは紫外線で2年も持たなかったことがあります。 もちろん耐久性の高いものが殆どですが・・。椿の根が育って鉢に触れるようにしないと花つき が悪くなるという話や、鉢の色が白いと日光が透過して根の成長が悪くなるという記述を見た事がありますが経験していません。
私は用土を何回でも使います。捨てたことはありません。今までの経験でイチジクを挿し木したときに線虫が切り口にたくさん付いて根が出なかった事がありますが他の木々では、もちろん種類にもよるでしょうが問題ありません。連作障害(忌地)のあるツツジ、イチジクは同じ土を使いまわすと育ちが悪かったりしますが腐葉土を多めに入れれば、そんなに悪くはありません。しかし野菜などは種類によっては4年の輪作でも障害が出るそうです。植え替える前に時間があれば十分乾燥させたりしています(前年のものを使うなどしています)。これは空気が嫌いな嫌気性細菌を殺す効果や、土に空気をお含ませる上でよいと思います。
一番のお勧めは篩い(ふるい)にかけることです。大中小に篩い分けて植え付けると成長がとてもよく、篩い分ける作業が心を落ち着かせ、とても良い癒しになります。時間がある時に篩分けておきます。急いでいるときはあちこちの鉢からガバーッと土を集めて腐葉土と混ぜてすぐ植えていますがあまりよくないですね。。ツバキには腐葉土は使わないですが面倒なときは赤玉土とか腐葉土の入っている土も鹿沼土、日向土とブレンドして使っています。
挿し木とか根がしっかりしていないもの、まだ株が小さいものは赤ちゃんと同じで親が守ってやらなければなりません。居心地の良い環境にしてやればスクスク育ちます。赤ちゃんには、やはり新しい土が無難でしょう。でも私はスパルタでやってます。(笑)
過去の失敗は、面倒なので鹿沼土主体で育てていた鉢を大きくするときにただ単に赤玉土を足して植え替えました。数年後に数鉢の株がいかにも弱ってきたので鉢から抜いてみると土の種類がはっきりと層になって違っています。本人はすっかり忘れていましたが弱っているものはみな同じ条件です。まったく異なる土に植え替えるときは本に書いてあるようにちゃんと元の土を根から取り除いて新しい用土へ植え替えましょう。折衷案としては根の土が水の中でほぐしても完全に取れないことがあるので、とりあえず新しい土の中に根についている土をブレンドして数年をかけて徐々に希望の用土へ変更していきます。今までの経験で違う用土にするのは案外難しいみたいです。
それと、風で背の高い鉢が倒れることがあります。土がこぼれないときは良いのですが、ある程度の用土が鉢から出てしまったとき安易に戻して終わりにしたら失敗しまし た。特に中粒の用土が多い場合は元の状態に戻りにくく、やはりちゃんと植替えと同じように土を鉢から全部出して植え直さないと根の下などに隙間ができてしまい株元をゆすると時間が経ってもグラグラしたままになります。これは根が十分育っていない証拠です。用土の隙間を埋める小粒の用土や腐葉土の役割がわか ります。
アルカリ性には大変弱いので厳禁です。石灰(畑土、野菜はアルカリ土で育てるらしい。畑には時期になると石灰をまく)、草木灰、コンクリート、コンクリートブロックなどの壁から離して根が触れないようにしましょう。
ツバキの鉢の置き場所
とにかく明るい日陰(直射日光が当たらないという意味)がベストだと思います。水やりの手間も少なくなります。
株が1メートルを超えるまで直射日光に弱いらしく、梅雨後などは日光が直接当たらない明るいところにおきます。陰樹というカテゴリーらしい。新芽に強い日差しが当たると葉っぱが変になります。平均的な種類では、葉はしっかりとした形で色艶がよい緑色です。株の健康は葉っぱに注目です。春秋などは日向に置いたほうが元気に育つみたいですがそうとう暗い日陰でなければそのままでも大丈夫だと思います。おきっぱなしにするなら明るい日陰くらいが丁度よいかもしれません。
南方が起源なので冬の寒くて乾燥した風は大嫌い。もろに成長が阻害されます。お坊ちゃんなので冷夏暖冬が好きらしいです。
葉っぱを見れば育ちがよく分かります。元気な斑点の無い緑色の葉がよい幹を育てます。植物は葉の健康が大切なので葉をよく見ましょう。枝数が多いほうが根量も多くなり丈夫な気がします。