風が強くて風が強くて

朝からむしむし。。。どんよりですが、鯨探しに出かけました。
うねりが大きく遠くにはいけないので、山からの情報が頼りです。
と思った矢先に山から連絡が。すぐ近くに母子が居るとのこと。
ゆっくり近づくと、遊びにきます。
これは楽しめると思ったら、船が集中してしまいました。
これに驚いた子供がブリーチ連発です。
とその時、うんと陸に近いところで大ジャンプが。
その後はヘッドスラップの連続です。
すかさず行ってみると、１頭がブリーチを２回、目の前でやってくれました。



その後ペックスラッツプを何回も。その後大雨が視界を妨げます。
何とか頑張って後を着いて行くと、もの凄いテールスラップを何回もしてくれました。



その後シンガーみたいで、歌を歌ってましたので、浮かないだろうと判断して、曾根に向かいました。
ソネの東から西にかけて進んで行くと、母子にシンガーが1.1.1.1頭に、２頭が2。
そして波も少し穏やかになってきたところで時間切れ！
クジラはまだまだ残ってるので、一安心のウオッチングでした。

外洋は時化

朝から曇り空。北の風が強く海峡の２組の母子しか情報がありません。
まずは母子、エスコート付きからウオッチングしました。
子供はタッパシロです（胸鰭が上も下も白い）上がってきたらブルーがとても綺麗です。
お母さんはビックママと呼ばれている、座間味では偉大なお母さんで、子育ても面倒身も最高です。
但し、背びれと胸鰭はお父さん似みたいですね。
他に情報がないので、どうしてもこの母子に船が集中してしまいます。



せっかくの子供なのですが、何とか他の鯨が居ないか。
屋嘉比、久場島、オージマなどくじらが出そうな海域を水中マイクを入れながら探しましたが１頭も見つかりませんでした。
波が高いのと、風が強いのですぐブローが寝てしまいます。
船を止めてると、１回だけ子供が船の周りに遊びに来てくれました。
水中写真は胸鰭が輝いて見えてとても美しい姿でした、無事来年も逢いたいものですね。

Ｚが帰ってきた

２月７日に座間味で観たＺが本部で発見されたと聞いた時は、このまま北に行ってしまうのか？と思いましたが、今日トナキゾネの西でお昼前に６頭のメイテイングの中に居ました。
嬉しかったですね、大感動の再開でした。
南南西の風から西の風に変わってきたと思ったら、真っ黒い雲が（前線）が西から近づいてきます。
出港して北の海域に出たら、直ぐブリーチしている１頭に逢いました。
朝から目の前で跳んでくれました。
「ラッキー」と思って更に北にあがったら居るはいるは。。。。
ブローがあちこちに数えられないぐらい上がっています。
「どれに行こうかな？」って考えていたら今度は西で暴れてるのが居ました。
もの凄いテールスラップにペダングル、ペックスラップにヘッドスラップと大暴れです。
最初２頭居たのがあっという間に6頭のメイテイングに。
何と憧れのＺが居たのです。



これからという時に山から「前線が迫ってきます」との連絡をくれました。
一目散に港に。。。。帰った瞬間大粒の雨が。
午前だけのウオッチングでしたが、４時間で観たくじらの数はなんと23頭でした。
明日も良い鯨に逢えますように。

ありえないウオッチング

晴れました、しかも南風で暖かい。いや暑いです。
勿論早朝ホエールを入れました。
山からの情報では５ポットとの事、すぐ２頭見つかりました。
プチタックアーです（船に興味があり近くに来る）。
近くに４頭のメイテイングが激しくアクションを始めました。
暫くすると動きがぴたっと止まり何かを感じたので、近くに行きました。
すると今まで走り回っていた４頭が入れ替わり立ち代り、船巡りをしています。
それが尋常じゃない。。。。
船と船の隙間に入り込み、スパイホップ、ペダングル、お腹丸出しに、べたべたと何でもありの、鯨との距離30ｃｍと手を伸ばせば届くような距離にただただ呆然です。
これが延々と２時間も続いたのですからたまりません。
心臓ばくばく、操船ブリッジを上がったり降りたりの繰り返し。



膝はがくがくですが、こんな凄いタックワーは一生に１回かもしれないので水中画像３６００枚、動画６５分を撮りまくり、メディアもバッテリーも無くなって終了しました。
こんな凄いウオッチングは世界中どこに行っても無いでしょうね。
写真の整理につい鼻歌が。。。。。

曇りのち大雨ですが

今日は朝から西風が強く、曇天です。
今にも降りそうな真っ黒い雲があちらこちらに。。。。。
まずは港を出てすぐに母子を発見。３０分もしたら船に遊びに来るようになり良い感じになってきたら、調査船が来ました。



少し譲ったその瞬間、母親が巨大なブリーチを２回、続いて子供も跳びました。
悲しいかな、こちらは向きをかえたところなので、みんな観れませんでした。
展望台に来て、丘からウオッチングしていた奥さんとラッキー、ハッピーだけがこのブリーチを観ていたんです。
気を取り直して、沖に向かいました。
「友人が２頭キープしている」との連絡をもらったので行ってみると、タッパシロが居ました。
するといきなりブリーチが。。。カメラを構える間もない一瞬の事でした。
他のウオッチング船も合流して間もなく、急にペダングルやテールスラップなどをしてくれましたが、目の前から大粒の土砂降りの雨が。



それでも操船はコンパスを頼りに、長年の勘だけで５０分間追い続けたら、目の前の視界がぱっと開けたその瞬間に船の直ぐ前でドカーーンを全ブリーチが。。。。
慌ててしまってカメラを取り出すまでに、すでに２回のブリーチは終わっていましたが、なんとこの後２回跳んでくれました。
イヤー雨の中、頑張って操船した甲斐がありましたよ。



そしてこのあと４頭のメイテイングになったところで、カジマヤー（急に風向きが変わり時化てくる）したので、泣く泣く静かなところまで移動したら、今度は母子エスコート付きです。



さあこれからと言う所で午後のクイーン座間味の乗船時間となり、明日に期待を掛ける事にしました。
本日逢えたくじらは、みんなで１４頭でした。

２月２３日のブログです

朝から雨です。１０時に出港した時は霧雨になっていました。
視界もよくなり何時ものポイントに。ところが周りにブローが上がらない。
停船して息を凝らしてみていると、やっと１本のブローが。
そして遂に２本になりウオッチング開始です。
約1.5ｋｍに２頭、１頭、１頭を確認しましたが他に情報が無いのでこの鯨に船が集中。。。。
やむなく他のくじらを探しに行きました。
渡名喜島、入り砂、までいきましたが、どうした事でしょう。
１本もブローが発見出来ません。
午前のウオッチング船が帰る頃を見計らって元に戻ってみると、２頭、２頭が盛んにけん制していて、両方にイルカが付いてます。。。。
ラッキー（イルカが付くと浮きっぱなしになる）。
そのうち船にイルカが付くようになり、鯨そっちのけでイルカと「きゃー」「ワー」言いながら大フィーバーです。



イルカは１時間ほどで離れましたが、３頭のメイテイングになり、なんとＷスパイホップや高ーくテールを上げたりして、いろんなパフォーマンスで楽しませてくれました。
しわはイルカくんありがとう（パンダのような目をしてました）



明日も早朝からのスタートです。
今夜もわくわく。。。です。

22日のブログです

朝から南よりの風が強く、晴れながら沖は時化てます。朝７時３０分に出港。
沖に船を出すも、鯨は見つからず随分沖に出てから、遥か彼方でブリーチが。
行ってみたら船が横に出来ないほど波が高く、風裏に回ろうと考えていた矢先にいきなり船べりにブローが。。。。
典型的なたっくわーです。
友達の船にも伝えたら、その船にも、座間味村役場の職員さんの船にもくっつき、平等なくじらさんに感動しました。

２月２１日のブログです

今朝は早朝ホエールからです。７時３０分の出港で晴れたものの南風が強い。
はじめに見つかったのは母子です。
最初ボートに興味があったのかのんびりしていましたが、仲間の船が来てからは逃げるばかりになり、他のを探しに。
ソネに向かって直ぐ４頭のメイテイングを発見。
その足の速いこと。。。。。
仲間の船に引き継いで更なる鯨を探しに行ったら、母子エスコート付きです。
いきなりエスコートが連続ブリーチを。惜しくも撮れなかったものの子供がブリーチを。
そっちに気を取られていたら、目の前で母親が巨大ブリーチを！
母親のお手本の次は子供が見事なブリーチを！
夢中でシャッターを押したら、何とか映ってました。



その後は暴れる事１時間。。。。テールスラップのペダングルなど多才です。
今度はアダルトを探していたら、１頭があっというまに４頭に、それから豪快なペダングルを何回も披露してくれました。



お昼過ぎの男岩で漁船同士の大事故があり、急行しましたが双方にケガ人が出なかった事は奇跡と言う他はなかったですね。

毎日くじらで明け暮れて

すいません、、毎日くじらで明け暮れて。
まず、早朝くじらから始まって、スーパーホエールにサンセットホエール。
帰ったら、くじら談義に花を添えて、星空を観て、観天望気をして、朝６時起きの毎日です。
心わくわく、ドーパミンが体中から溢れています。
２月２０日のくじらです。
晴れべた凪、朝も昼からも鯨は船べりにぴったりくっついてくれました。
その綺麗な事、みんなは代わるがわる、船尾のラダーステップから箱めがねで水中くじらをみて、絶叫しています。
オーナーは船のエンジンを止めて、下に降り水中の動画と静止画像を２０００枚撮り、チムドンドンが続いた１日でした。

朝１番にブリーチで。。。。。

今朝は北風が強く、南の海域で探すことに。
８時の出港です。
港を出て５分も南下すると渡嘉敷島の端で水しぶきが。
真っ直ぐ船を進めるといきなり目の前で全ブリーチが。。。。
ズドドーーーン。



これがきっかけで、子供が暴れまくりに。母子とエスコートです。
１時間以上も飛びまくりの赤ちゃんは、船にもしょっちゅう遊びに来ます。
エンジンを切って船を流していると、必ず子供がちょっかいを出しにきます。
まるで「一緒に遊んでよ」といわんばかりに。
そして船の下を行ったり来たりと遊ぶは、あそぶは。



こちらとしては嬉しい限りで、お昼からは他の宿のお客様を乗せて再び母子エスコートのところへ。
今度もエスコートが大暴れ、目の前ブリーチ２回にフレームアウトのヘッドスラップ、ペダングルなど最高のアングルで感動ものでした。
明日は今日より波が落ちそうなので、今夜は興奮しまくりです。

雨にもめげず。。。

天気予報より本降りが長く、南風が強いです。
何時も鯨がいるところでは２ｍ以上の波があり、写真が上手く撮れません。
悪天候ながらも２頭、１頭を見つけましたが、波の無いところで見つかったという情報が入ったので移動を始めたら、船首の100ｍ前でいきなりブリーチを。
あっという間に１ｋｍ四方で４箇所のブローが。
２頭になったり３頭になったりを繰り返しながらも、たまにブリーチをしてくれます。
お昼過ぎには北西の風に変わり、晴れ間も出てきました。
遥か水平線の西にブローと共に水飛沫が。。。。
行くと５頭のダイナミックなメイテイングです。
右往左往する度に水中のあちこちで渦が出来ていきます、その息使いは荒々しく象が嘶く声にも似て、水面を響いていきます。
朝から16頭に出遭う事が出来たのと、何と言っても７回のブリーチを観られた事が嬉しかったですね。

南の風

はえのかじです。。。。
鯨が最も活発になる風で、朝からサンセットまでになんと３７頭を数えました。
メイテイングの最大頭数は８頭で、あちらこちらで３頭が鬩ぎ合いを。
母子もいて、お母さんがブリーチをしていました。
２時頃にはプチタックアーがあり、船の周りに何度もくじらがテールをあげたりペックスラップをしたり。
至近距離なのでびっくりです。



サンセットウオッチングに入り、5頭のメイテイングを観ていたら正面に２回全ブリーチがあり、大満足の１日となりました。
明日は前線の通過でお天気が不安定ですが、スーパーホエールの醍醐味を十分楽しみたいと思っています。

船の下を何回も。。。。

ガスがかかりすっきり見えない天気です。山からは近くの鯨の情報だけ。
後は自力で探すことに。
港を出て３分のところに２頭が現れました。
片方はタッパシロです。胸鰭の半分が上も下も真っ白なので、水中では輝くブルーに見えてよく映えます。



みんなが２頭、１頭を7隻で見ていたので、まったく違う鯨を探そうと渡名喜島の方に行きました。
すると遥か水平線の彼方に大きい水しぶきが２回。。。
「これは」と一直線に直行したら、なんと後ろでブリーチを。
４頭のメイテイングでした。
１５分も行ったら今度は前にも横にもブローがあっという間に７頭のメイテイングに。
この群れがめっちゃくちゃ動く時もあれば、船の下を行ったり来たりしてくれる時もあってなかなか目が離せません。



ドッカーン！　直ぐ前で全ブリーチが。
私は撮れませんでしたが、リピーターが新しく買ってきたキャノンでばっちり。
「んんーーん」悔しい１日でしたね。
明日はべた凪との事、サンセットも入れてフルコースと行きたいものです。

こんな凄いの初めて。。。。

晴れてはいるものの、ガスがかかり視界も良くないし、ポイント2には行けない。（波が2.5から3ｍもあって）
南の海域は３ポットとの事ですが、キープ出来てるのは母子（海峡）だけとか？
なんとそこにウオッチング船が8隻も集中。。。まるで追い込み漁のようで。
観ていられなくなり、1隻だけ離れて他の鯨を探しに行きました。
６分も走っただろうか。いきまり目の前に3頭が。
はじめのんびりでしたが、座間味フェリーが通過してから、一転跳びまくりになりました。
ドドドカーーーン！　なんと３０回連続で。
仲間の船が来ましたがそれでもドッカーン。



お昼が過ぎて皆は帰り、調査船と他2隻になりました。
日差しがあるのでじんわり汗が。。。
その瞬間です。
目の前に巨体がずどどーーんと視界を塞いだのです。。。。。。。
船から僅か１０ｍ在るか無いかの近さです。



そしてＷヘッドスラップにＷペダングル、Ｗテールスラップと息つく暇も与えてくれません。
長年やってるオーナーでもチムドンドンが限界に。
結局、朝から１日暴れっぱなしの３頭でした。

跳びまくり。。。。

今日はこの２日間のべた凪とは違って波が1.5から2ｍまで上がりました。
するとどうでしょう。朝からあちらこちらで跳ぶは飛ぶわ。
「どこへ行こうか」と迷う有様です。
メイテイングを見ていたら、２ｋｍ先で大ブリーチが。。。。
迷うことなく進もうとしますが、波に向かうので思うように前に進めません。
近づくまでにもう１０回以上跳んでます。
「ようやく近くに来たな」「もう終わりかな？」「疲れてもうだめかな。。。。」と思った瞬間ドカーンと目の前でブリーチが。
思わず200ｍｍを130ｍｍまで引いての撮影でフレームアウトは避けられました。



だが、ここからが本番です。じわりじわりと風だけで寄っていくと、今度は全ブリーチが。
なんとこの間に２２回も跳んでくれました。



朝の部が終わって寄港しようと港に船を走らせたら、今度は目の前でＷペダングルにＷテールスラップの競演です。
なんと暴れっぱなしの午前中でした。



昼からは3頭のメイテイングが。ペックスラップを船の直ぐ近くでバンバンお腹に響くような太鼓の音をたてて、胸鰭を叩き続けてくれました。
側面から仰向けになったらお腹のうねうねがアコーデオンのようになってました。



また時々船に近づいたりしてくれたので、夢中で水中カメラを入れたら何とか数枚の水中画像が映ってましたね。



フルコースな１日でしたよ。