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もんく [とある南端港街の住人になった人]

パソコンは買い換えない

移動用に使っているパソコンのWindowsをPuppyに変更してみた。
(写真右上が標準的な状態。Windowsとあまり変わらないようにしているらしい。)

もうこのPCも古いのでWindowsの欠陥が修正されなくなる日が来る前に、どうにかしないとマズい。そこで、先日いろいろなOSを試してみたら、Puppyはこの前買ったカメラ(Nikon P50)を認識するし、インターネットには簡単に接続できるし、使うと思われるほとんどのソフトがワンクリックで入手できて、その上古いPCでありながらスピードが速いことを確認できたから。

Puppyの特徴は
1.全部インストールしても99MBにしかならない。
CD1枚で約700MBだから、CDの1/10サイズ。他のOSだともうCDでは無理でDVDじゃないといけない位だからものすごく小さい。それなのにワープロやグラフィックソフトやマルチメディアソフト、Webブラウザ、メールソフトがほとんど入っているのが不思議。

(注意:ワープロと言ってもMSオフィスが使えるわけじゃない。でもOpenOfficeは使える。OpenOffice)

2.高速
小さいOSを最初に全部メモリー上に置いてしまうのでいちいちハードディスクを読みに行かないから古いPCでも高速。これで古くなったPCを買い換える必要が少なくなるだろう。

3.新しい周辺機器に対応
OSが新しいからだろう。

4.いつでも無料
ボランティアの方々、ありがとうございます。


古いPC
ThinkPad s30(PenⅡ600MHz メモリ256MBで増設不可能)

入手元
Puppy Linux日本語版
isoイメージをCDに焼いてPCのドライブに入れてから起動するとインストールしないでそのまま使える。今回は移動用PCなのでハードディスクにインストールした。USBメモリにもインストールできるらしい。

インストールの方法は、メニューから"ユニバーサルインストーラ"を選んでクリックする。Windowsが入っている部分の大きさを調整してWindowsを壊さないようにインストールすることもできる。


(ここからは必要な人だけ。)

起動の設定
/boot/grub/menu.lst
このファイルを確認して違っていたら以下のようにする。
(下のところをここからコピーして貼っても良い。)

title Puppy (on /dev/hda●) ※●はパーティション番号 "Puppy"->何でも良い。
rootnoverify (hd0,0)
kernel /puppy400/vmlinuz root=/dev/ram0 loglevel=3 pmedia=idehd psubdir=puppy400
initrd /puppy400/initrd.gz


ThinkPadの人だけ
/etc/X11/xorg.conf
このファイルの一部を書き換える。
(ここからコピーして貼っても良い。他のLinuxでも使えるはず。)

# マウス(トラックポイント)の設定
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Device" "/dev/input/mice"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "Emulate3Buttons" "on"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
Option "EmulateWheel" "true"
Option "EmulateWheelButton" "2"
Option "EmulateIntrtia" "50"
EndSection

ThinkPadの場合だけは修正するとトラックポインタがWinと同じ動きになる。
(ここはそのままでも2ボタンマウスと同じに使えるから必須ではない。)


そのまま使っても良いのだが、あえて画面表示を素気ないタイプに変更してみた。(Blackboxと言うウィンドマネージャ。写真左下と右。)使っているとどうせ用途が限られてくるので表示は華やかである必要はない。何もしないとメニューが見えないが、画面上で右クリックすればメニューは出せるからこれだけで充分。
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