*ミネラル日記*

脱・ダメダメ人間っ!!
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清々しく、滾々と湧き出る水のようでありたい。。。

大伯父の死

2006-12-23 23:58:01 | ひとりごと
今日の夕方、大伯父が亡くなりました。享年81歳。

ペコにとっては苦手な人だったけど。。。

大伯父は、ペコの母方の祖母の兄。
16歳で舞踊の世界に入り、一代で自分の流派を築き上げた人。
しかし、長男であったため親から反対され兄弟からも理解されず
更に夫も子もある年上の女性と恋に落ち、
ついには親から籍を抜くよう言われたそうです。

ペコが小学3年か4年生のころ。
大伯父から「養女に欲しい」と言われました。
大伯父は、自分の子供がなかったのでペコを跡取りにと考えたのです。

縁とは不思議なもので、当時、舞踊を習っていた友達に
地元で開催される、大きな盆踊り大会に参加するためのお稽古に誘われたのです。
それが、大伯父のお弟子さんのところだったのです。
表札に大伯父の名前を見つけたときは、世間の狭さを思いました。
ほんとに小さい頃から、盆踊りが大好きで
その先生から「筋がいいから、舞踊を習いなさい」と言われ
家元が大伯父だと話すと、先生も驚いていらっしゃいました。
その話しが、すぐ大伯父の耳に入ったのでしょう。

しかし当時、両親の別居で生まれ故郷と
大好きだった父と離れ離れになってしまったペコにとって
これ以上、家族との縁が消えてしまうのが怖かったのです。
何度、母に「養女に行く?」と聞かれても、決して首を縦には振りませんでした。

あの時、養女に行っていたらペコはどんな人生を歩んでいたのでしょう。
遺言書には、あとを継いで頂く先生の名を書いたと聞きました。
しかし、出来るなら血の繋がった者に継いでもらいたい。。。
それが本音でしょう。
大伯父には、申し訳ないことをしたと今になって思いますが
行かなくて正解だったのです。
だって、この年になっても跡継ぎは愚か結婚もできていないんだもんっ!!
まったく、役に立たんヤツですわ~(笑)


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