ハリー母さんのホークス&あれこれ日記 ~セカンドライフ編~

母娘3人のハリー家にキラキラ輝くホークスという宝物☆
愛するホークスと母のセカンドライフを綴っていきます

チャリティトークショー 2

2011年03月27日 | ホークス
昨日のチャリティトークショーのメモより。


まずは緊急フォーラムから

Kプロの杉山さんの進行で、実際に現地で救助活動を行っていた方々のお話を聞きました。

消防局の山下さん『福岡から50台以上の消防車を連ねて現地へ向かった。途中静岡でも地震にあった。燃料が足りず中々前に進むことができなかった。
到着した被災地ヤマモト町では全てのモノが流された状態で、残っていたのは鉄筋の建物だけだった。生存者を捜したが残念ながら見つけだすことはできなかった。ご遺体を遺族に引き渡すことしかできなかった。
ただ、現地の消防隊員も自分の家や家族を放って救助活動に従事していたが、福岡からの応援がきたので数時間だけでも家に帰って家族と会うことができるようになったと感謝された。』

医師の松井さん『あらかじめフェリーでドクターカーと薬、医療機器を送って、北茨城に入った。
避難所には元気な人が多いと感じた。しかしそれは走って逃げられた人だけが助かったからであって、走れない人や病人は流されてしまった結果だった。
また東北気質というか、よその人には中々気持ちを開かない。せっかく来てくれた人に悲しい顔を見せられないと思っているようだ。キツイと言わない。不自由な方はいないかと聞いても手を挙げない。我先にと言う人もいなくて整然と避難所生活を送っている。私より大変なところに回してくださいという。
援助を受ける力を受援力というが、それが高まるにはもう少し時間がかかるかもしれない。
初め28ヶ所あった避難所が9日目には12ヶ所になっていた。それは状況が良い方に行ったわけではない。たとえばある避難所では初め体育館に6000人の避難者がいたが、200人までに減った。それは母親を亡くした女の子が毎晩「お母さん」と呼びながら夜泣きをする。悲しすぎて辛すぎて一緒にいられない。そんな理由で住めるか住めないかの家に帰った人もいる。』

救助犬の指導をしている田辺さん『何とか助かった愛犬を探していた人もたくさんいる。犬は家族同様で、本当は避難所の中にも入れてやりたいんだろうが、遠慮して外につないだり、犬と一緒に車で寝ている方もいる。犬は心の支えになりうる動物なので、えさなどの犬への支援も、結果人の心を救うことになるのでお願いしたい。』

ボランティアコーディネーターの加留部さん『今はまだガソリンも食べ物も水も寝るところも足りない状況。もしボランティアに行きたいなら、そういうものが自己完結できる人しか行ってはいけない。でないと、第2の避難民になりかねない。
今は被災者の人はハイな状態でアドレナリンが出ている状態。その状態は3週間で切れる。長期になると疲れ果ててテンションが下がり、希望が持てなくなり鬱になる方も多い。その時が一番手助けを必要とする。
今できることは
①義援金 
②物資(ただし新品でしっかりと仕分けを。サイズ、性別などもきっちり分けて)
③献血 
④もし福岡で起こったらと想像して自分の住んでいる地域、家を点検、防災する。
⑤今回の復興は長期間にわたると思われる。関心が薄れて行くことが一番怖い。気持ちを切らすことなく心を一つにして送り続けてほしい。
頑張れ!ではなく(もう充分ギリギリいっぱい頑張っているので)“思っているよ”という気持ちを送り続けてほしい。』

以上パネリストの方々のお話をまとめさせていただきました。
現地に行かれた貴重なお話を聞けて良かったと思います。
これからも気持ちを切らさぬよう心がけていこうと思います。



さて次に小久保キャプテンが登場。

自分はプロ野球選手なので野球が仕事。野球することで元気を与えるしかないが、でも今のこの状況の中で何かできないかと、開幕の延期が決まった時に、この開幕予定だったこの土日で何かしたいと思っていた。
地震発生時は広島の移動日で、新幹線が地震の影響で遅れているということだったので、かなり大きな地震なのかなと思った。
その後次々に入ってくる映像をテレビで見てショックだった。いつも使っている見慣れた仙台空港も車も流され、水浸しで身動きもとれない状況でショックを受けた。
今ここで野球をしていても良いのかという思いもあった。
そしてプロ野球選手としての立場で何かできないか?個人の義援金だけでなく。
そしてこの企画を考え、声かけをしていくとドンドン選手が増えた。
みんなに伝えてほしい。ここに集まっている皆が思っていますという気持ちを届けたい。
大切なのはこれから。復興までは長くなるだろうから、思いを届け続けたい。
例えば福岡などで被災者の受け入れが始まったら、是非訪問したい。
また仙台に行ったら午前中は子どもたちに会いに行って、直接会って手を握り抱きしめてやりたいと思う。
スケジュールが決まったら各選手会同士連絡を取り合って、こういうことをやっていきたい。


録音ができなかったので、メモを録り続けましたが、全ては無理だったし、言葉が若干違うところもあるかもしれませんが、ニュアンス的にはこのような内容でした。

明日は次に登場した、他の選手たちのコメントをお届けします。



ここまで読んでいただいて、ありがとうございま~す!!

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皆さんどうぞよろしくお願いしま~す


コメント (3)
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