和巳 引退・・・

もう一度あのマウンドで吠える姿を見たかった・・・

オーラが凄くて近寄りがたい雰囲気を漂わせていました。

『１軍で投げるだけじゃなく、１軍の戦力になる』ことを最後まで目指したが、

再びマウンドに上がることなく引退となった。

打たれようともマウンドに上がって散ることもできただろうが、

それをすることなく引退の道を選んだ。

それが和巳の美学なのだろう。

６年間の長い間、一つの夢を追い続けてリハビリを続けた。

勝てる投手になるために・・・

完璧を求める和巳らしい終わり方かもしれない。

『生き方』なのでしょう。

西山くんのこともとっても可愛がってくださいました。

ベストショットをと思い探していましたが時間がなく・・・

後日アップさせてもらいます。



和巳の最後の試合となった２００７年の１０月８日に書いた記事をもう一度載せたいと思います。


ホークス★４－８　ロッテ

確かに打たれました。
故障の肩が・・・といっても、プロであるならばどんな状態でも投げる限りは勝たねばならないのでしょう。



けれど、和巳を責める気にはなれないんです。
甘いと言われるかもしれないけれど、勝てなくても、必死に投げるあの姿を見せてもらったことに感謝したいんです。
きっと自分の限界だったことでしょう。

３回裏の死闘・・・

マリンスタジアムの強い風の中、帽子から出た髪が風になびき、風に向かって立つライオンを彷彿とさせた・・・



１球１球に息をこらして、手を合わせ祈る・・・
そんな応援をもう何年繰り返してきただろう。
そのたびに、私たちの夢は砕かれてきた。

けれど、一度マウンドに沈んだこの人がまた投げている。
自分の肩なんぞくれてやっていいとまで言うこの人が投げている。
この苦しい状況の中、それでも投げている。

　

その背中に、何年同じものを背負ってきたのだろうと・・・

２アウトをとった時に見せた久々の雄叫び！！



こうして自分自身の気持ちを奮い立たせて・・・

４回裏。

３回の死闘できっともう腕はきかない状態だったんだろう。
だらんと伸ばしたその腕が物語っていた。



王監督がたまらず飛び出してきた。



その時の和巳の気持ちはどんなだったろう・・・

　

この表情を見た時、涙が出そうになった・・・

今日は負けた。

けれど、この人のために日本一になってほしい！！
ホークスの選手たちよ！
どうか、この人を胴上げしてやってほしい！！



この日から６年のリハビリ生活。

今日までお疲れさまでした。

そしてありがとうございました。




ここまで読んでいただいて、ありがとうございま～す！！

ブログのランキングに参加しています！（野球ホークスランキング）

にほんブログ村 野球ブログ　　　人気ブログランキング　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
よろしかったら　ここと　　　　　　　ここを　　　　クリックしてくださいませ！

皆さんどうぞよろしくお願いしま～す