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2019 /12 /27に見た夢 残酷な神の呪い

2024-03-17 12:35:00 | 夢日記
こんな夢を見た。

私は特に取り柄のない47歳の男である。

そんな取り柄のない私ではあったが、良縁に恵まれてこの年で結婚することができた。

妻は医者をしており、妻の仕事の都合で海沿いにある年寄りばかりの小さな村に住むことになった。

今日は、こんな田舎暮らし始めた私を気にかけた、昔からの友人たち4人がはるばる遊びに来てくれていたので、私は案内を兼ねて村の中を紹介して歩いて回っていた。

海の近くの国道沿いの林の中に、今にも朽ち果てそうな古い神社があった。

神社といっても、祀られている神様はこの地域の土着の神様だそうで、今では名前もわからないと言う。

祟られるので村の人々も、祭事の時くらいしか近寄らないと聞いたのだが、その話を忘れていた私は自社仏閣が大好きな最年長の佐藤さんをもとめられても先頭にして境内に向かう。

佐藤さんが京内に入った瞬間、左膝を押さえて倒れた。

「どうしたんですか、佐藤さん‼︎」

私は駆け寄ると、佐藤さんの横に膝を付き、話しかける。

佐藤さんは足が、と額に脂汗を浮かべながら言って意識を失った。

私は佐藤さんのズボンの裾をめくってみたのだが、佐藤さんの左足は、膝まで真っ黒に変色しており、足首は骨が見えるほど腐敗が進んでいた。

妻が勤務する診療所に佐藤さんを運び、外科医でもある妻が治療にあたったが、佐藤さんはその日の夜中に全身が黒く腐って帰らぬ人になったのである。

そして翌日、今度は最年少の鈴木君が同じように死んだ。

残った山田さんと私は次はもしかして自分たちではないかと思い始めた。

「これはもはや村の人たちが言う呪いではないだろうか?」

私がそう言うと山田さんはありえないと言って首を振った。

「呪い何かあるものか!もしそうだとするならば、俺たちに何らかの兆候が出てもおかしくは無いはずだ。俺はなんともないぞ、まだ」

私は黙って靴下を脱ぎつま先を山田さんに見せた。

かすかではあるが、親指の先端が黒くなり始めていた。

夕方、私たちはあの古い神社に向かっていた。

呪いと言うならば、呪いを解く方法があるかもしれない。

神社につき、今にも崩れ落ちそうな社の中に入っていく。

中には祭壇があったが、ているわ阿呆ずっとされてないような朽ち果て具合だった。

何かあるはずだと、私と山田さんで捜索を開始する。

暫くして山田さんが一冊の紐で和綴じされたボロボロな昔の本をみつけた。

本は漢字ではない記号の様な文字で書かれていて、私には読めない。

「神代文字だな。昔、オカルト雑誌でよく見た」

山田さんはそう言うと、スマホを取り出して検索を始めた。

なんでも神代文字を翻訳するサイトがあるそうで、文字を入力すると翻訳を始めた。

「呪いの解き方がわかったぞ!」

「本当ですか?どうすればいいんです?」

「まずはここの敷地内にある泉に行こう。そこにお前が入れば呪いの進行を止めれるらしい」

私たちは境内の奥にある泉に向かい、靴下を脱いで泉の中に入る。

既に私の左足の甲までこげ茶に変わっていた。

しかし水深が脛の途中までしかない泉に入った途端に肌の色は普通に戻り、呪いは解けた様に思われた。

私が喜びに満ちた顔で泉から出ようとすると、山田さんの厳しい声が飛ぶ。

「まだだ‼︎まだ呪いは終わっていないから、泉から出るんじゃない‼︎」

「どう言う事ですか⁉︎」

「呪いを解くには、この本に書かれた四つの試練を日が沈んでから、また昇るまでにクリアしなければならない。お前が泉から出れない以上は俺がその試練を受けることになる……」

「試練って、一体どんなのなんですか?」

「それは教えられない。知った瞬間に全身が腐り果てる様だ」

「……それで試練はクリアできそうですか?」

「わからない。クリアが出来そうもない時に、ひとつだけ呪いを解く方法はあったが、それはリスクが高すぎて最後の手段だ」

「わかりました。すべて山田さんにお任せします」

私がそう言うと山田さんはゆっくり頷き、日が落ちて暗闇に包まれた境内のをやってきた方向に向かって走っていった。

もうすべて山田さんに任せるしかない。

山田さんはそれから何度か泉に戻ってきては何かを投げ込んでは、またどこかに向かって走り去った。

私の周りに投げ込まれたものをよく見れば、犬の頭部だったり、何か大型動物の内臓だったりした。

辺りには生臭い血の匂いが立ち込め始めた。

ずいぶんと長い時間が過ぎ、東の空が明るくなり始めた。

血塗れで酷く疲れきった顔の山田さんが戻ってきた。

「……すまん。最後の一つだけどうしてもクリア出来ない。お前を助けるのには、最後の手段を使うしかない」

「もう、助かるならば多少のリスクは仕方ありません」

私がそう言うと山田さんは悔しそうな顔をしてから、私に向かって手にしていたノコギリを放り投げたのだった。

「すまん。それで色が変わっている所より上の部分を切り落としてくれ」

震える手でノコギリを拾うと私は左足首に刃を当て、一気に引いたのであった。

痛みは無かった。

血も流れる事もなく、まるで木材を切る様に私は自分の左足を切り落として、何とかなったと安堵した頃、東の空に朝日が昇った。



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