こんな夢を見た。
夢の中で漫画を読んだ。
主人公は下町に暮らす中学2年生だった。
隣の家にお皿馴染みの女の子が暮らしている。
彼女は、今年の春から中学生となり、主人公は同じ学校に通うと思っていたが、彼女が選んだのは隣町の学校だった。主人公は不思議で仕方なかった。
なぜ裕子はわざわざ遠い学校に行くのか?
本人に聞いてもはぐらかされるだけで、そもそも最近は昔のようにべったりくっついてくることもなくなった。
実は裕子は主人公に対して恋心を抱くようになっていた。
主人公を見ると赤面してしまうので、昔のような子供っぽい自分を変えるため遠い中学に通うことになった。
しかしもちろんそんなことには主人公は気がついてはいない。
主人公朴念仁だったのだ。
そんなある日、主人公はたまたま出かけていた隣町で裕子と遭遇する。
なぜそこに主人公がいるのかと驚く裕子だったが、主人公はそんな裕子を見ていたずら思いつく。
全く他人のふりをして、おそらくそれは自分によく似た別の人だと裕子に言い張ったのである。
「世の中にこんなに似ている人がいるんだ‼︎」
裕子もころっと騙される。
主人公は普段の朴念仁とは違い、気が利き、思いやりのある好青年を演じた。
そんな演技をする主人公に、裕子は色々と相談した。
「この子は、詐欺とかに気をつけないといけないなぁ」
と、主人公は心の中で思いながらも、裕子の話を聞いていく。
実は彼女は遠くの学校に行ったことを後悔していた。できれば転校したい位だっが、親にそんなことが言い出せなかった。
彼女に対して、主人公は適確にアドバイスしていく。
裕子もそのアドバイスに感激して、感謝の言葉を残して去っていった。
また、いつか会う約束をして。
こんな話があったんだと、夕食の食卓で家族に笑顔で話している主人公。家族はひどい奴だと思うところで、その漫画の回は終わった。
漫画読み終わり顔を上げると、そこには北海道の自然が広がっていた。
私は北海道で羊や山羊を買って酪農をしている。
ついでに配線工事をしているが、もともとは東京で役者をしていた。
いろいろあって実家に持ってきて家の手伝いをしている。
漫画を読み終わった私は立があると配線工事の続きに取り関わろうと思った。
すると熊が現れた。ヒグマである。
私は役者時代に覚えた暗殺拳の型を構える。
危機を察した牧羊犬のチャッピーが吠えながらこちらで買ってくる。
気をとられたヒグマに私は暗殺拳を叩き込む。
ヒグマは一瞬崩れ落ちそうになるが、そこはやはりヒグマである。
体制を立て直すと私に向かってよう手を振り上げた。
チャッピーがヒグマに食らつく。
ヤギの慎之助も駆け寄ってきて、頭突きを喰らわせた。
私に。
ヤギの慎之助は私のことが普段から嫌いだった。
私はヒグマをそっちのけにして慎之介を抑え込むと、慎之助の体を激しく揉みほぐした。
慎之助は歓喜の声をあげていた。
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