街中のコンビニでは、日々さまざまな商品やサービスが提供されている。
その中でも、レシートに印刷されるクーポンは、多くの利用者にとって魅力的な存在だろう。
しかし、時にはクーポンによる出来事が、思わぬ結末を招くこともある。
ある日、コンビニで買い物をしていると、レジで店員から「クーポンが出ますのでお取り下さい」と声をかけられた。
私はクーポンを使わないので、「いえ、いりません」と丁寧に断り、クーポンも印刷されているレシートを回収ボックスに入れた。
ところが、翌日に再び同じコンビニを訪れた際、店員が「昨日、クーポンをお忘れですよね」と言いながら、折り畳まれたレシートクーポンを手渡してきたのだ。
その時、私は何と言っていいのか戸惑いを覚えた。
自分の意思でクーポンを受け取らなかったはずなのに、店員が昨日のことを覚えていて、それを持ってきたのだ。
その光景に、クーポンの魔法や不思議さを感じた瞬間でもあった。
話は変わるが、ずいぶん前に通勤時に利用していたコンビニでは、ある日を境に意外な変化が生じた。
毎日同じ時間帯に来店し、同じタバコを注文していた私に、店員が商品を覚え、私が「何も言わなくても」そのタバコを用意してくれるようになったのである。
初めはそのサービスに感謝し、親しみを感じていたが、やがてその状況が気になり始めた。
私は同じタバコを確かに毎日買っていたが、月末の金欠にはなんとか持たせようと考えていた。しかし、店員たちはいつも同じタバコを用意し、私がそのコンビニに足を運ぶのを遠ざける結果となった。
クーポンの魔法と思われる出来事や、通勤途中のコンビニでの変化が、時には予期せぬ結末をもたらすこともある。
それは、便利なサービスやアプローチが、利用者にとっては束縛や違和感をもたらす場合もあることを示唆しているように思える。
確かにクーポンの魅力はあるが、その利用方法や影響には慎重に注意を払う必要があるだろう。
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