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押利鰤子です。
最近、母の妄想がますます酷くなってきて困っています。
母は認知症が進行しており、昨日も「ここではないどこか」と言いながら真冬の夜に家を出て行こうとしていました。
おせわになりましたと言いながらも、母は突然現実とは異なる世界に入り込んでしまうことがあります。
家族全員が母の妄想を受け入れるようになってからは、毎日の生活がとても楽になりました。
母の話を聞いてあげることで、彼女は少し安心して過ごすことができるのです。
最近、母は特に「ここではないどこか」という言葉をよく口にするようになりました。
真冬に家を出て行こうとするときも、どこか遠くの地へ旅立とうとするときも、母の心には常に別の場所が存在しているようです。
私は母の言葉に耳を傾けてみると、不思議なほどに心が和みます。
彼女の妄想の中には、私たち家族が幸せに暮らす姿や、遠くの景色を眺める風景が描かれています。
時には感動的な物語や笑えるエピソードも織り交ぜられていて、母の妄想の世界はとても豊かなのです。
母の言葉には、過去の出来事や忘れられた思い出が詰まっていることもあります。
私たち家族にとっては新鮮な驚きや感動の連続であり、母の妄想は私たちにとって貴重な宝物となっています。
何よりも、母とのコミュニケーションが深まり、母が幸せで安心して過ごせることが何よりも大切なのです。
おせわになりましたと言いながら、母が私たちに与えてくれる幸せは計り知れません。
母の妄想の世界に浸ることで、私たち家族も新たな視点や感性を身につけることができます。
母の愛情と思いやりが包み込む妄想の世界には、私たちの心を温かく包み込みます。
母の妄想という特別な贈り物を受け取りながら、私たちはこの幸せな時間を大切にしていきたいと思います。
母の言葉と妄想が、私たち家族にとっての宝物であることを心から感謝しています。
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